個人的に原作と絵で作者が別れている漫画は面白いものが多いと思っています。
今回ご紹介する『バクマン』もそんな原作と作画で作者が別れている、めっちゃ少年ジャンプしている漫画です!
そんなわけで約1年ぶりとなる名作漫画レビュー記事の始まりです。
あ、もちろんネタバレ全開レビューになりますので、あしからず。
絶対読んでほしい!名作漫画レビューその2『DEATH NOTE(デスノート)』 – 悠々自適にゆくゆくライフ (yuqyuq.com)
1.作品情報
タイトル:バクマン。
原作:大場つぐみ
作画:小畑健
掲載誌:週刊少年ジャンプ
連載期間:2008年8月11日 – 2012年4月23日
巻数:全20巻(完結)
2.あらすじ【ネタバレあり】
高い画力を持つ真城最高(サイコー)と文才に長けた高木秋人(シュージン)をW主人公にした漫画家になるまでのサクセスストーリー。
2人の出会いとなる中学生から始まり、最終的には漫画がアニメ化になり、婚約までする24歳まで話が進む。
実在する週刊少年ジャンプやジャンプ編集部を舞台に同じ漫画家である新妻エイジをはじめとしたライバルたちと切磋琢磨し成長していく。
真城最高(サイコー)は亜豆美保に想いを寄せる中学3年生。
ある日、亜豆の似顔絵を描いていたところ、高木秋人にイラストをみられてしまう。
そんなシュージンはサイコーの絵に惚れて、「漫画家になろう」と誘い、ひょんなことから亜豆に告白、亜豆が声優にサイコーが漫画家になったら結婚を約束するのだった。
お互いの夢を叶えるためサイコーはシュージンと組んで漫画になる道を歩みだす。
サイコーとシュージンは自分たちと同年代で新人賞を獲得して天才漫画家、新妻エイジの存在をしり、エイジをぬかすことが2人の目標になる。
その後、2人は夏休みに夢中で漫画を描き、処女作である「ふたつの地球」WJへの持ち込みを行い、ジャンプ編集部の服部哲と出会いを果たす。
2人の才能を感じた服部は2人の担当になることを約束するのだった。
途中、シュージンが女性関係のもつれで見吉香耶と岩瀬に付きまとられるが、最終的に香耶と付き合うことを決意。
恋愛に関してはサイコーと正反対の道を行くシュージンなのであった……
とにもかくにも天才漫画家エイジに負けじとサイコーとシュージンは夢を叶えるために亜城木夢叶をして作品を描き始めたのだった。
高校に進学した春、サイコーとシュージンは「この世は金と知恵」で読み切りデビューを果たし、「亜城木夢叶」のペンネームでデビューを飾った。
新妻エイジとの遭遇、ライバル宣言から2人は闘志を燃やす。
画力を上げるため高校1年生の夏休み、新妻エイジのアシスタントにいったサイコーは、そこで仕切りたがりで男気溢れる福田真太や30歳を超えて芽が出ていないがアシスタントとしては優秀な中井巧朗といったライバルたちと出会う。
そこで気付きを得たサイコーは早々にエイジのアシスタントを辞め、ジャンプには珍しい推理探偵漫画「疑探偵TRAP」を完成させるのであった。
そんな中、福田真太の「KIYOSHI騎士」、蒼樹紅/中井巧朗の「hideout door」といった福田組の面々も次々と連載を開始し名実ともにライバルとなる。
エイジは「CROW」で常に首位に位置しサイコーとシュージンはエイジを抜くべきしのぎを削る。
一方、サイコーとシュージンは「疑探偵TRAP」連載と同時に担当が服部哲から港浦に変わる。
「疑探偵TRAP」は人気漫画になるものの過労でサイコーは倒れて入院することになってしまい、「疑探偵TRAP」は休載になってしまう。
サイコーの叔父である真城信弘の担当であったことから佐々木編集長は、高校卒業まで休載宣言してしまう。
原稿は落とさないと療養中も作画を続けるサイコーに続く形でシュージンも原作を作り続け、執念から彼らはプロ意識を佐々木編集長にみせたものの佐々木は首を縦にふらなかった。
しかし、亜豆や香耶の応援や福田組の面々がストライキ事件を経て何とか休載期間を退院するまでにしたのだった。
サイコーは自分を応援してくれるシュージンや亜豆、香耶、ライバルである福田組の面々に感謝しつつ「疑探偵TRAP」を再開。
だが、休載期間の間に他誌で同じジャンルの漫画が連載、結果として「疑探偵TRAP」は全5巻で打ち切りになりサイコーとシュージンの高校生作家も終焉を迎えたのだった。
大学生になったサイコーとシュージン。
亜城木夢叶に向いているジャンルは何なのか
邪道の亜城木夢叶と思われがちだが担当の港浦は亜城木夢叶にギャグ漫画を描かせることを決める。
同時にシュージンは中学時代の同級生である岩瀬愛子と再会を果たす。
岩瀬はシュージンに才能を認めさせるべく原作者としてジャンプで連載、服部哲の画策で、まさかのエイジと組み「+NATURAL」というファンタジー漫画連載決定、前代未聞の事態となった。
「走れ!大発タント」の連載が決まったシュージンは約束通り香耶と結婚。
亜豆も声優としての道を歩み出し、ラジオ番組を持つまでになっていた。
そしてジャンプでも平丸や静河といった新しい漫画家も登場し、アンケート至上主義のジャンプは更に波乱に満ちていく。
「走れ!大発タント」はそれなりに人気漫画ではあるがギャグであるがゆえ、エイジ&岩瀬の「+NATURAL」を抜くことは出来ない。
そうシュージンの得意なジャンルは意外性のある邪道ストーリーでありギャグマンガのセンスは無かったのだ。
2人はエイジに勝つために編集長に連載終了を直談判し、「走れ!大発タント」の連載を終了する。
様々な試行錯誤の末、ついに亜城木夢叶は邪道でありながらシリアスな笑いも取り入れた「PCP -完全犯罪党-」を完成させる。
PCPは新妻エイジに勝てるか、勝てないかの判断を編集部は迫られ、一度は編集長の最後の1票でナシになったものの、編集部メンバーの意向によりアリと判断され無事連載が決定する。
亜城木夢叶3回目の連載「PCP」の第1話は圧倒的得票数で1位を獲得、サイコーはそのアンケート結果を叔父である川口たろうの墓前に報告した。
ジャンプにおいてのアンケート1位をついに亜城木夢叶がとった瞬間だった。
25話までにエイジ作品を抜けなければ連載終了。
「CROW」は無理でも「+NATURAL」ならば可能性がある。
そう考えた亜城木夢叶は担当に戻った服部哲と一緒に作戦を考える。
一方、岩瀬はエイジを口説き、ある秘策に打って出る―――。
翌週、「+NATURAL」を読んだサイコーとシュージンは驚く。
何と「+NATURAL」と「CROW」のキャラクターがコラボしていたのだ。
同じエイジだから出来ること、まさに岩瀬の秘策といえる勝負だった。
「+NATURAL」は一気にアンケート結果首位に躍り出る。
そんな中、シュージンもある秘策を思いつく。
シリーズものでPCPのライバルとの対決、一番盛り上がる完結編を勝負の25話にぶつける。
その悔過、連載25話でついに「PCP」が「+NATURAL」を抜く。
これにより「PCP」は今後も連載が続くことになり、ラジオCDの話も来て次はアニメ化というところで服部の口から語られた事実。
―――PCPはアニメにならない。
PCPはアニメにこそならないもののジャンプでは人気漫画の地位を築いていた。
そんな時に舞い降りた月例賞の審査員。
そこでサイコーとシュージンは「シンジツの教室」という作品に出合う。
この作品はどこか邪道で惹かれるものがあり、亜城木夢叶はこの作品に高評価をつける。
しかし「シンジツの教室」はジャンプに合わないということで賞を逃してしまう。
だが翌日―――世間では「シンジツの教室」の画像がネットで出回っていた。
このことからジャンプ編集部は炎上してしまうが、「シンジツの教室」の作者である七峰透も素直に謝ったことから事なきを得た。
その後、亜城木夢叶は七峰透と邂逅する。
亜城木夢叶のファンであるという七峰透。
しかし、作品の作り方はネットから意見を聞いてまとめるといった邪道極まりない作り方だった。
それを知った2人は正攻法で七峰透の作品を潰すと断言する。
七峰透は「有意義な学園生活に必要なソレ」の連載を開始したものの、同じ題材の話で見事に打ち負かし、「有意義な学園生活に必要なソレ」は打ち切りとなった。
PCPが有名になったことで模倣犯が現れ世間を騒がすことになった。
それをしったシュージンは日増しに憔悴していくが、シュージンとサイコーはこの事態を打開する方法を思いつく。
そう、模倣犯に向けたメッセージとして模倣犯を扱った事件をPCPで描き、見事に亜城木夢叶は復活したのだった。
ある日、エイジが大人気連鎖漫画「CROW」を終わりにすると言い出した。
エイジはピークの過ぎた作品が人気があるからと引き延ばし展開になるジャンプ編集部に疑問を持っていたのだ。
ただし、連続25話1位を獲得したときのみという条件付き。
かくして福田組の面々は「CROW」を1位から引きずり落とすために、各々画策するのだった。
しかし、福田のニューマシン登場展開も、高浜の長編シリーズ解決回の展開も「CROW」に及ばず。
最後の「PCP」が表紙トリックで高順位につけるものの最後まで「CROW」の1位はゆるがず、宣言通りアンケート1位のまま円満終了という形で作者にとって理想の形で最終回を迎えられたのだった。
編集部に中年の漫画家である東美紀彦が持ち込みに訪れる。
東の「ぱんちらファイト」を読んだ服部哲はその面白さに魅了され即読み切りが決定する。
その後、中年作家からクオリティの高い持ち込みが多数行われることになる。
その裏で牛耳っていたのはやはり七峰透だった。
七峰は作家の卵を育てる会社を設立し、質の良いネームを量産するシステマティックな体制を築き上げていたのだ。
しかし、中年ベテラン作家を使い捨てにするようなやり方を目撃した亜城木夢叶は七峰を潰すことを宣言する。
結果として七峰の関わった作品が1位を取ることはできず、彼のシステマティックな作品作りは敗北を喫した。
佐々木編集長が異動することになったと同時に、サイコーとシュージンは「REVERSI」、エイジは「ZOMBIE☆GUN」の作品を完成させる。
両作品は同時期に連載が開始され、亜城木夢叶と新妻エイジの対決が再び始まった。
両作品は文字通り看板作品になり1位の取り合いになっていった。
そんな中、「REVERSI」のアニメ化が決定、ヒロイン役に亜豆が決まる。
しかし、亜豆の恋人がサイコーであることが世間にバレ大騒ぎになるが福田組の協力もあり事態は好転していく。
そして、「ZOMBIE☆GUN」を完全に抜くために亜城木夢叶が繰り出した作戦。
それは、引き伸ばさずに面白いと思う展開で最後まで一気に描き抜くこと。
それが功を奏した形で「REVERSI」はアニメ化直前で1位のまま最終回を迎え名実ともにジャンプの歴史に残る漫画になった。
大きく成長した亜城木夢叶は次回作に向けて構想しだす。これが亜城木夢叶のスタイルなのだ。
最終回、サイコーは亜豆にプロポーズをし、2人の夢は10年越しに叶えられ、現実となったのだった―――。
3.登場人物
真城 最高(ましろ もりたか)
本作の主人公。通称サイコー。亜城木夢叶の作画担当
本作はサイコーのサクセスストーリーと言っても過言ではない。
15歳のときに約束した亜豆との結婚を25歳にして叶えた凄い奴。
高木 秋人(たかぎ あきと)
本作のもう一人の主人公。通称シュージン。亜城木夢叶の作画担当
サイコーとは逆に中学で香耶にひょんなことから告白、高校で付き合い、19歳で結婚する。
サイコーと一緒に「TRAP」「走れ!大発タント」「PCP」「REVERSI」を生み出す。
亜豆 美保(あずき みほ)
声優を目指すサイコーの彼女。だけど決して会わない。
正に清純派!ストーリーの要所要所でサイコーを支える。
高木 香耶(たかぎ かや) / 旧姓:見吉(みよし)
シュージンの彼女、やがて奥様へ。
亜城木夢叶を陰から支えた彼女の功績はとても偉大。
新妻 エイジ(にいづま エイジ)
亜城木夢叶の永遠のライバル。漫画のことならなんでも当たる天才型の作家。
「CROW」「ZOMBIE☆GUN」を連載する。そして作中でジャンプ史上1位を目指して亜城木夢叶の前に立ちはだかるラスボス的存在でもある。
福田 真太(ふくだ しんた)
福田組の組長。情に厚い良い奴。
絵が下手で不良系漫画やレーサー漫画を得意とする。
中井 巧朗(なかい たくろう)
作中、最強のアシスタント。絵がうまいが人間性に問題あり。
一時期、七峰と組んでいた。
蒼樹 紅(あおき こう)
ジャンプには珍しい女性作家。恋愛ジャンルを得意とする。
平丸と最終的に恋人になり結ばれる。
平丸 一也(ひらまる かずや)
ギャグマンガが得意な天才型作家。
全てが面白く人間臭い憎めない人。
高浜 昇陽(たかはま しょうよう)
最初は亜城木夢叶のアシスタントをしていたがのちに作家デビューする。
漫画のセンスはなかなかのものだと思われる・
岩瀬 愛子(いわせ あいこ)
中学時代はシュージンのことが好きだった。否、大学生になって再会しても好きだった。
想いが重すぎて原作者としてジャンプ作家になってしまうレベル。
エイジと組んで連載し亜城木夢叶の良きライバルになった。
静河 流(しずか りゅう)
ダークな雰囲気の漫画を得意とする根暗な作家。
後半はキャバクラにハマりキャラ変する。
白鳥 シュン(しらとり シュン)
最初は亜城木夢叶のアシスタントをしていたがのちに作家デビューする。ペットの犬と2人一組。
絵はうまいが原作は不得意。しかし、シュージンの特訓により原作もこなせるように成長する。
七峰 透(ななみね とおる)
作中におけるライバルではなく、敵ポジション。
新しいやりかたを模索しておりネットを使ったりストーリー構築をフロー化してみたり。
先見の目はあるし、漫画家としての能力も高いのだが、尊敬する亜城木夢叶に2度に渡り敗北した。
KOOGY(コージィー)
序盤における敵ポジション。ミュージシャンであり作家であり。
ジャンプSQで細々と連載が続いたのだから実力はあるのだろうが物語の途中から出番が消えた。
東 美紀彦(あずま みきひこ)
中年ベテラン作家。
七峰に利用される形で連載作家になるが最後は服部哲と組んでアンケート投票で七峰の作品より上にいき、七峰に一矢報いる。
小河 直人(おがわ なおと)
作中2番目に実力があるベテランアシスタント。いや、人間性を考えれば小河さんが上か……。
加藤 奈津実(かとう なつみ)
女性アシスタント。亜城木夢叶や蒼樹紅のアシスタントを務めた。
アシスタントの中では意外に出番が多い。
服部 哲(はっとり あきら)
亜城木夢叶の才能を最初に見出したジャンプ編集者。
漫画を見る目は確かで東に対しても正当な評価をした。
港浦 吾郎(みうら ごろう)
亜城木夢叶の2代目担当。
亜城木夢叶にギャグを進めたりダメ編集のように描かれているが新卒2年目であることを考慮すれば妥当か。
服部 雄二郎(はっとり ゆうじろう)
もう一人の服部。エイジと福田の担当編集。
𠮷田 幸司(よしだ こうじ)
平丸の担当編集で班長。平丸を騙したりするが、平丸のことを応援する良い人。
佐々木 尚(ささき ひさし)
編集長。漫画を見る目は確かで時に厳しい評価を下す。
瓶子 吉久(へいし よしひさ)
副編集長。のちに編集長に昇格する。
真城 信弘(ましろ のぶひろ)
超ヒーロー伝説ならぬ、どう考えてもラッキーマンが元ネタの漫画を描いたサイコーの叔父。
第1話時点で亡くなっているがサイコーにとっては尊敬する人。
4.『バクマン。』の感想、評価、レビュー
一言で言うなら面白い。
作中で漫画のジャンルとして王道、邪道というワードが何回も出てくるが、この『バクマン。』は間違いなく邪道で且つシリアスな笑いを含めた邪道でありながら努力、友情、勝利を兼ね揃えた王道ストーリーだろう。
言っていることが矛盾していそうだが、そういったイメージの作品です(笑)
漫画家を目指す、というストーリーはたまに見かけるものの実際のジャンプを題材にしているのがまた新鮮!
次々と登場するライバル達、画力を上げる、物語の発想力を鍛える、といった方法で努力するサイコーとシュージン。
共に連載を目指すうちに仲良くなって友情が芽生えて……気が付いたらジャンプの王道にあてはまっている展開!!
ライバルだけどプライベートでは仲が良いっていうのはいいよね。
実際の社会人はもっと殺伐としているけど、これぐらいの友情が大人になってもあってもいいと思える。
途中で七峰透という悪役が登場するんだけど、コイツがまた良い味を出していて、読者ならこうやって漫画を作成すれば面白いのに、と思ったことをまんまとやってくれる。
かくいう私も、「ネットでアイディアを募ったほうが面白い漫画作れんじゃね」とか思っていた一人です(笑)
しかし、そんなやり方を亜城木夢叶は認めず、結局アイディアもたくさんありすぎると収集つかなくなったりと潰されてしまう。
そして、担当者と綿密にアイディアを練るから面白い作品が作れる、というところに繋がってくる。
他にもジャンプのアンケート至上問題。
こういったセンシティブな問題も取り扱ってくれます(笑)
まあ、アンケートの結果に左右されるというのも善し悪し。
個人的にはアンケート至上主義は好きですけどね。やっぱり面白い漫画が残っていくわけだし。
でも、このやり方だと作中で福田真太が言及している通り、スロースターターの漫画は生き残れないっていう。
やっぱり、アンケートは善し悪しだね。
他にも『ずっとアシスタントで良いのか』『テコ入れ』『原作者と絵師の関係』『展開の引き延ばし問題』『漫画の模倣犯』等、数々の実際に起きうるであろう問題をテーマにしてくれる。
こういった面では考えさせる作品でもある。
作中に出てくる漫画で実際に読んでみたい漫画もある。
『ラッコ11号』『PCP』『ぱんちらファイト』あたりはホント読んでみたい。面白そう(笑)
特に『ぱんちらファイト』なんて内容がくだらなそうだけど、パンチラしたら負けっていうワンアイディアだけで面白そうだし。
こういうの読んでると自分も漫画……とまではいかなくてもライトノベル作品を作ってみたくなる!
そして何よりも評価できるのが、少年漫画らしく最初の目標達成までの初志貫徹。
すなわち亜豆との結婚!!これがきちんと最終回に達成されて綺麗に終わるのが良い。
無駄な引き延ばしも無し。まさにこれこそが理想の漫画の形ではなかろうか?
過去にこのブログで同じ作者と作画コンビの『デスノート』を紹介しましたが『バクマン。』もまた違った角度で面白い!
『プラチナエンド』も面白かったし、このコンビの描く作品は最高です!サイコーだけに(笑)
絶対読んでほしい!名作漫画レビューその2『DEATH NOTE(デスノート)』 – 悠々自適にゆくゆくライフ (yuqyuq.com)
というわけで、個人的には当たりの漫画で割と万人にオススメできる『バクマン。』
みなさんも機会があれば是非読んでみてください~♪
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