絶対読んでほしい!名作漫画レビューその6『今際の国のアリス』

漫画
※レビューといいつつ多少のネタバレを含みます。
前回に引き続き今回も紹介するのはデスゲームものの漫画です!
(ホント、私はバトロワものの展開が好きなんだろうな・・・汗)
今回紹介するのは週刊少年サンデーで連載されていた『今際の国のアリス』(全18巻)です!

あらすじ

落ちこぼれの高校生・有栖良平(アリス)は友人のカルベやチョータと共に自堕落な日々を過ごしていた。どこか知らない場所へ行って好きに生きてみたい。
そんな願望を抱くアリスたちは夜明け前の空に咲いた巨大な花火を見る。
気がつくとアリスたちは荒廃した街の中にいた。
これは夢か、あるいは自分の望みが叶ったのか。自分の身に起きたことへの不安を押しのけ、アリスは奇妙な世界で自由を満喫する。
しかしアリスはまだ知らない。この「今際の国」で生きる術を。そこで繰り広げられる残酷な日常を・・・
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今際の国と呼ばれる退廃した未来の東京?で繰り広げられる『げぇむ』と呼ばれるものにデスゲームに参加して滞在ビザを手に入れ少しでも生き抜いていく。
滞在ビザが切れたものは即死亡の中でアリスは様々な仲間との出会いと別れを経験して成長していきます。
時には自暴自棄になったり、やる気が出たり、そうかと思えば落ち込んだり・・・気が付けばアリスに感情移入してしまいます(笑)

お話は主に各編に分けられます。
①おにごっこ、かくれんぼ編
今際の国に迷い込んだアリス、カルベ、チョータは同じく滞在者のシブキと出会う。
4人は協力しておみくじ、おにごっことげぇむをクリアしていく。
おにごっごではウサギとチシヤで出会いを経験する。
そんな中、一人だけが生き残るかくれんぼのるぅるにアリスは絶望する。
誰もが裏切るかと思いきや仲間のきずなを信じて誰一人裏切らず、隠れたままアリスにすべてを託しカルベ、チョータ、シブキは散っていく。

②まじょがり編
トランプを集め脱出を目指す集団が居ると言われる楽園ビーチでのげぇむ。
ボーシヤ率いるカルト派とアグリ率いる武闘派の2大勢力の均衡が崩れた今、犯人の魔女を探す疑心暗鬼のげぇむがはじまる。
ウサギ、タッタ、クイナと協力してアグリ、ニラギ、ラスボス、チシヤとの戦いを繰り広げた先に待っていた魔女の正体とは・・・?

③すうとり編
ねくすとすてーじ突入。永住権を手に入れた一人であるキューマとのげぇむ。
ゲェムを通してアリスとの友情が芽生え、アリスに助言を託してげぇむおおばあになった。
すうとりという頭脳戦の中でタッタの覚悟、ニラギの裏切り、クイナの葛藤、そしてウサギの感情の高ぶりが描かれる。

④くろっけぇ編
永住権を手に入れたミラとの最終げぇむ。
脳外科であるミラの策略でくろっけぇを通し心理的にどんどん追い込まれていくアリス。
そんな中、アリスを救ったのはともにげぇむをクリアしてきたウサギだった。
生きる希望をもったアリスはミラとのくろっけぇと勝利し今際の国の意味を知る。
そして、今際の国をついにアリスたちは脱出するのだった。

※このほかにもさばいばる編をはじめとしたアリス以外の活躍を描いた番外編が存在します。

今際の国のアリスは魅力的なキャラクターもたくさん登場します。
主人公であるアリスだけでなくドードーやヘイヤ、チシヤ、ヤバを中心としたげぇむを描かれそれぞれの心情が描かれていきます。
げぇむを通して死亡する者も多いですがそれだけに気が付けば感情移入している、そんな漫画です。
現在は同じ世界観を醸し出している『今際の路のアリス』が連載されています。
こちらは『今際の国のアリス』との関連性はまだわかりませんがヤバあたりは再登場するかもしれませんね!
興味のある方は『今際の国のアリス』、『今際の路のアリス』の2つを読んでみるのがおススメです☆

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