ブラック企業の退職時秘密保持誓約書がヤバい

雑記

ある日、部屋の掃除をしてきたときに出てきた。
何が出てきたかって?

―――新卒入社した会社の退職時秘密保持誓約書です。

当時は気が付かなったが、改めて今、見てみるとこの誓約書はやばい。
ハッキリいってこの書類を見るだけでブラック企業を表している気がします。

―――よく見てください。誓約書の最後の部分。

「携わった業務案件での過失については責任を負うものとし、退職後も自らの責任範囲と捉え、対処すること。」
とあります。
これは、つまり、退職しても開発に携わったシステムで不具合があれば呼び出されて自身で修正しろ!ということです。

―――もはや、秘密保持誓約書の範囲を超えてます!!

通りで、夜になると退職した先輩が戻ってきてデバッグをしていたり、退職した人に平気で電話をかけて怒り狂う上司が居たわけです。納得。
他所の会社ではこのブラック企業に派遣されることを頭文字の『Z』にちなんで『Z戦士』と呼ばれていたそうです。

私はよくこんな会社でアルバイト時代含めて4年半耐えたなーと思う。
給料も基本給上がらずに技術手当という名で1万円上がったのみ。

あの時は高校卒業したばかりで社会もあまり知らなかったから洗脳されていたのかもしれない。
私が退職するころには同期で6人いた新卒も3人が辞めて1人は鬱による休職中という状態でした。
私もしばらくは会社があった田町駅付近には近づけませんでした(笑)

一応、今もこの会社は残っていますがM&Aされて社長も変わっているので、ここまでのブラック企業ではないはず。たぶん。
さすがに今は退職時にこんな誓約書書かせていたら問題になるだろうし。

皆さんもブラック企業には気を付けましょう、というお話でしたー。

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