レトロフリーク、これはいいものだ

ゲーム

巷では20年以上前に発売されたコンシューマゲームを”レトロゲーム”と呼ぶようですね。
筆者は最近、そのレトロゲームにハマっています。もうドハマリです。
Seitch、PS5、XBOX SeriseXを持っているにも関わらず、です。

それもこれも、押し入れに未開封のまま閉まっていた『レトロフリーク』を見つけてしまったからです。
あぁ、こんなにもレトロゲームを楽しんでしまうとは迂闊だった……。

そういうわけで今回はレトロゲームを楽しめるゲーム本体『Retrofreak(レトロフリーク)』について今更ながら紹介します。

1.レトロフリークって何よ?

レトロフリークというのはCyber Gadget(サイバーガジェット)社が2015年から発売しているレトロゲームの多機能互換機です。

1台で11機種に対応! レトロフリーク 好評発売中!|至高のレトロゲーム互換機|サイバーガジェット (cybergadget.co.jp)


何と、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、PCエンジン、メガドライブのROM吸出しとゲームプレイが出来ちゃいます。
しかも、別売りのアダプタを購入すればゲームギアやセガマーク3、マスターシステムも吸出し可能という優れモノ。
惜しむらくは現在、別売りアダプターが生産停止になっていること……!!

更に凄いのは吸い出したゲームはマイクロSDカードにインストールして、そのファイルから起動できるため、吸出し後は吸い出したソフトのカートリッジは軌道に不要になります。
つまり、ROMファイルのバックアップが可能、ということです。
一応。レトロフリークで吸い出したソフトは暗号化されているようですがツールによって、暗号化も解除できます。

レトロフリークで起動したソフトはHDMI出力によって当時より綺麗な画質になっています。
その他にも、どこでもセーブ出来たり、画面キャプチャが出来たり、倍速やチートコードが使えたり……もう最強のエミュレータ統合環境です!

2.同じエミュレータ統合環境のRetroArchと何が違うの?

その正体はエミュレータ集合体なので例えばRetroArch(レトロアーチ)で十分じゃないかと言われたら、それはその通りです。
比較するとPCやスマホでエミュしたい場合は同じエミュレータ統合環境であるレトロアーチに分があるでしょう。
あちらはレトロフリークより多くの機種を抑えているし、ネットプレイも出来るし、スマホでもできるので、万能感があります。

しかし、レトロフリークの良いところは気軽にレトロゲームの吸出しからプレイまで出来ることです。
しかも、ほとんどのエミュレータはパソコンが必要なのに対してレトロフリークはパソコン不要で操作できます。(アップデート処理やSDカードにROMデータを移す場合は除く)
何というか、わざわざパソコンを起動しなくて良いのが、気楽に出来て良いんですよね。
ゲームの吸出し知識が無い方でも簡単に出来るようになっているのはものすごい利点だと思われます。

個人的にパソコンでやると、ゲーム以外のことにも手を出してゲームに集中できないので、レトロフリークのような存在は大助かりです。

3.レトロフリークは良いものだ

ハッキリ言いましょう、控えめに言ってレトロフリークは良いものです!
なんで2015年に購入してから未開封のまま放置していたのかと思うぐらいのレベルです!

今はもう定価の2万3千円で購入するのが普通ですが、あの頃は多少値引きしていたんですよね……
私が購入した時の価格も1万8千5百円で秋葉原のトレーダーで買いました。懐かしい~。

多少安く買えたレトロフリーク

少々コントローラが安っぽいのが玉に瑕ですが、多種多様なレトロゲームが遊べたり、チートコマンドやどこでもセーブ、カートリッジからのセーブデータ救出または逆に取り込んだり。
レトロフリークには出来ることが盛りだくさんです。
むしろこの1台があれば他のレトロゲームのエミュレータ不要なんじゃないかと思えるぐらい(あ、でもPCでやりたい人は一定数いるだろうからなぁ……)

ちなみにレトロフリークから吸い出したゲームは通常暗号化がかかっていて他のエミュレータでは利用できませんが、レトロベースダンパー等を使って別途吸い出したROMは暗号化されていないためレトロフリークで遊べます。
やり方としてはレトロフリークで起動したことのあるSDカードにはretrofreakフォルダが出来上がっています。
その直下にGameフォルダがあるので、ここにROMファイルを格納するとレトロフリークでも認識します。

また、レトロフリークで吸い出したROMの暗号化を解除する方法もあります。
暗号化解除は既にやっている方もいますのでこちらを参考にしてください。
https://misatter.misanyan.jp/140
https://note.com/arcade/n/ne88b83cbc149#8f410f64-4d67-4c87-ab93-94a1c372b993

同じようにレトロフリーク用のセーブデータも他のエミュで利用できるように変換してくれるツールもあります。
レトロフリークのセーブデータを他のエミュレータに移動したい場合はこちらのツールで一度変換してください。
レトロフリーク セーブデータ変換ツール
https://web.save-editor.com/tool/compatible_multi_retrofreak_save_converter.html

レトロフリークを使えば、わざわざ過去の本体を引っ張り出す必要もないし、一度インストールすれば古いゲームカートリッジを差す必要もなくなり破損の必要もない。
HDMI画質も上々で、テレビ画面でやると当時を思い出して楽しんでしまう自分が居る(笑)

エミューレータと言えばパソコンでやるものですが、こういったテレビ画面で出来るエミュレータってすごく良いです。
しかも日本のメーカーが発売しているのも大事なポイント。

あまりにレトロゲームが楽しくて、次から次へと古いソフトをレトロフリークにインストールしまくりです!
GBAダンパーは持っていなかったので、GBA対応しているのは凄い!!

筆者のレトロゲーム三昧はもう少し続きそうです(笑)

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