『ひぐらしのなく頃に奉』謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い(中編)

謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い

前回に引き続き、『ひぐらしのなく頃に奉』の感想記事です!
前回の記事で、『輿宮警察署事件調書』における「鬼隠し編」「綿流し編」の感想、内容紹介を書いたので、今回は残りの「盥回し編」「祟殺し編」の感想や紹介をしていきます。
えっ!「憑落し編」「染伝し編」の感想はどうしたって?
書きたいことが多すぎて一つの記事が長くなりすぎてしまったので次回に持ち越しです。よって、今回の感想記事は『中編』です(笑)

今回紹介するエピソードも全て

BAD END (バッドエンド)

で終わりますのであしからず(笑)o(`ω´*)oオイッ!
しかし、どれも読む価値ありです。個人的にはひとつだけ外れの話がありますがこれもひぐらしのひとつのIFパターンと思えば納得の出来!!
最初に言います!やっぱり『ひぐらしのなく頃に』は面白い。
つべこべ言わずにプレイする、これが一番!

※『ひぐらしのなく頃に奉』はSwitch版、PS4版が存在しますが筆者がプレイしたのはスイッチ版です。
そのため、PS4版とは多少差異があるかもしれません。

※当記事には『ひぐらしのなく頃に奉』のネタバレが含まれます。

前回の記事はこちら↓

『ひぐらしのなく頃に奉』謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い(前編)
『ひぐらしのなく頃に奉』やっぱり面白い! 去年、筆者は初めて『ひぐらしのなく頃に』をプレイしました。 そして1年かけてゆっくりと読み...

1.『盥回し』編のあらすじ、感想、評価、レビュー

この編では一応、前原圭一が主人公で竜宮レナがヒロインになっています。
が、しかし―――、

圭一が全く活躍しない!!!

そう、この話では圭一は何もしないのです。
本当に何もしないのです。
物語の主役にも関わらず、です。

いつも通り、綿流しのお祭りの後に富竹さんが死に鷹野さんが行方不明になります。それだけです。
大石さんから綿流しの事件については聞かず、レナの宝さがしも用事があるからと言って行かず、魅音と詩音が入れ替わっていたことによる魅音の異変にも気が付かず、沙都子の様子がおかしくても知らんぷり。
もちろん、お利口な圭一くんは詩音と一緒に祭具殿に侵入しようとは考えないし、何も行動していないのにただただ祟りにおびえて梨花ちゃんに助けを乞う始末。
そりゃ梨花ちゃんもあきれますわ……。こんな圭一は見たくないよ。。。

これがどういう意味か分かりますか?

物語が進まないのです!!!

そりゃそうだ。圭一が事件に首を突っ込んでいつも話が進んでいくのに、『盥回し』の圭一は何もしないんだもの!これでは何も話が進みません!
まさしく色々な選択肢の『盥回し』。
いやー、こういうパラレルワールドもあるんだよな、と。

最終的に何もしない圭一くんの前から魅音(詩音)と沙都子は学校に来なくなり、知らない間に梨花ちゃんは行方不明になり、残ったレナと楽しい時を過ごし、大石とは一切かかわらず雛見沢大災害を迎えて死んでしまうのでした。チャンッチャン(笑)

ぶっちゃけ、この圭一は最低です(笑)

いやー、圭一が何もしないと何も解決しないって言うパラレルストーリーの一種ですね、
ひぐらしのなく頃にのお話はやはり圭一が動き出して全てが変わるということですね!
まあ、話としては全く面白くないので流し読みがオススメかなー。

何も話が動かないのでこの編を『鬼隠し』編の次にプレイするのもありですが、実はこの編には『綿流し』編の重要なネタバレがあります。
それはTipsで明かされるのですが、死んだはずの魅音が雛見沢大災害を生き残っていた、ということです。
魅音が居たのは園崎家の地下室、そこに囚われていたのを大石達が救出したことになっています。
これはつまり、『綿流し』編における魅音が詩音だった、ということを示しています。
しかし、この『盥回し』編の後日談と思えるTipsを読むと、この世界の大石と赤坂さんは雛見沢大災害の真実に近づけたんだろうな……圭一が何もしないことで解決するっていうのも皮肉な感じもするんだけど(笑)

他にも細かく読んでいくと各編のネタバレが隠されています。
なので、せめて『綿流し』編を読んだ後にプレイしたほうが楽しめるかな、と思います。

◆生存者
・園崎魅音
・大石蔵人
・赤坂衛

◆死亡者
・前原圭一
・竜宮レナ
・園崎詩音
・北条沙都子
・古手梨花
・富竹ジロウ

2.『祟殺し』編のあらすじ、感想、評価、レビュー

さて、竜騎士07氏が手掛けた作品である『祟殺し』編。
これがつまらないわけがない!新しい登場人物として監督(入江京介)と沙都子の叔父である北条鉄平を加え物語は更に加速します。
それと知恵留美子先生がカレー信者であることが初めて明かされた編でもあります(笑)

この編では北条沙都子がヒロインとして焦点を当てられ、悟史という兄の存在が語られます。
ふとしたことから「にーにー」と呼ばれた圭一は沙都子に対して悟史の代わりになったような感覚を覚え妹のような気持ちを持つように……。
そんな中、沙都子の叔父である北条鉄平が帰還、沙都子は虐待を受け日増しに衰弱していくことに……。
圭一たち部活メンバーは沙都子を鉄平から救うために四苦八苦するものの結局は子供達では何もできないことに気が付いてしまう。

しかし、我らが前原圭一の思考は違った。
そう、我らが圭一は裏切らない。読者の期待を―――。

鉄平を殺して沙都子を救おう!!( *`ω´)

素晴らしい思考回路です(笑)
そうだ、やっちまえ!沙都子を救い元の平和な日常に戻すのだ!!

……ってこの決断は究極のタブーですからぁ!

と、いうわけで圭一は綿流しのお祭りには行かず単独で鉄平を殺害して死体を埋めます。
途中、鷹野さんに遭遇するというアクシデントもあったものの無事、”完全犯罪”を遂げるのでした。

さて、これでめでたしめでたしで終わらないのが”ひぐらしのなく頃に”です。
沙都子は回復したのかと思えば更にやつれている。部活メンバー達には、行っていない綿流しのお祭りに行ったことにされている。
大石には鉄平の行方不明の件で疑われるハメになります。
ちなみに今回のお話では警察側の人間である大石蔵人は完全に敵ポジションです。容赦なく圭一を追い詰めてきます。というか圭一が犯罪者なので当然なのですが(笑)

回復しない沙都子の症状、行ったことにされている綿流しのお祭り、大石からの警告……圭一は周囲の異変にだんだんおかしくなっていきます。
耐えられなくなった圭一は医者である入江京介に自身の犯行を打ち明けます。
入江先生からの返答は「ありがとう」の言葉。その言葉に圭一は多少救われるものの、直後、別室から聞こえてきたのは入江の声で圭一を捕まえようとしている声が―――。

誰も信じられなくなった圭一は本当に鉄平は死んでいるのか?それすらも気になり鉄平の遺体を埋めた山奥へ掘り返しに行きます。
しかし、ここで大石登場。圭一は鉄平殺しの犯人として疑われていた模様……大石達は鉄平の死体があるはずの土を掘り返すが―――死体は消えていた!!

これにより圭一はだんだんおかしくなっていきます。
鉄平の死を確かめるために沙都子の家に突入。そこには2人分の夕食。やはり鉄平は死んでいなかった。
そんな時、浴槽で倒れる沙都子を見つけた圭一は沙都子の症状が悪くなっていることから入江先生のいる診療所に急ぎます。
そこで圭一が見たのは睡眠薬を多量摂取して亡くなったという入江京介の情報。同時に大石さんも行方不明になったとのこと。
圭一は考えます。「俺が消えろと願ったから居なくなった」のだと。

もはや偶然ではない。このことを沙都子に話します。
「偶然にすぎませんわ。色々なことが起こって、圭一さんも混乱されているだけでしょう」
と答えつつもどこか圭一を恐れている素振りの沙都子。
もう、ここまでくると圭一がヤバい奴としか思えないですね(笑)

バスタオル一枚の沙都子を着替えされるために古手神社の境内に行けば今度はお腹を裂かれた古手梨花の死体。
そしてその現場を沙都子に見られて人殺しと勘違いされてしまいます。
それをきっかけにオヤシロ様の祟りを受けたとされて圭一は沙都子につり橋から落とされることに……。
最後に見た沙都子の表情はとても錯乱していたものでした。

沙都子のために奔走して人殺しまで犯した圭一。
その最後の言葉が「落ちろ」とまで言われ何一つ報われないものに……。
圭一が最後に望んだのは、この狂った雛見沢、そのものの死でした……。

そしたら実際に雛見沢は崩壊するんですけどね!!( *`ω´)

そうです、これが毒ガス噴出による雛見沢大災害です。
この災害により雛見沢の住人は部活メンバーを含めて全員死亡しました。
唯一生き残った圭一はこの結末に絶望感に浸り”祟った者を殺すことが出来る”と語りこのお話は終わりました。

まさかの全滅ENDですよ!!

全体的な感想としてはこの『祟殺し』編、謎が多すぎ。
鉄平はおそらく本当に死亡しているんだと思うけど、
なぜ、部活メンバーは圭一がお祭りに行ったと思い込んでいるのか?
なぜ、沙都子は叔父が生きていると思い込んでいるのか?
なぜ、梨花ちゃんは腹を裂かれて殺されていたのか?
なぜ、大石さんは綿流しの犠牲が富竹さんと鷹野さんで確定していたのに、鉄平の行方不明に圭一が絡んでいると睨んでいたのか?
なぜ、既に死亡していたはずの鷹野さんが生きていて圭一と遭遇したのか?
なぜ、雛見沢大災害が発生したにも関わらず圭一だけが毒ガスから逃れて生き残ることが出来たのか?

様々な謎があります、
これは鬼隠し編よりも難しい~。
しかし、話の内容としては次から次へと事件が起こり楽しむことが出来ました。
特に圭一が人殺しと言う最大の禁忌を犯したり、絶対に死なないだろうと思われていた大石が死亡(したと思われる)してしまうところは絶望感が半端なかったです。
きっとこれらの謎も解答編で解決されることでしょう。解答編読むのが楽しみだ~♪

◆生存者
・前原圭一
※圭一は最終的にエピローグで死亡。

◆死亡者
・竜宮レナ
・園崎魅音
・園崎詩音
・古手梨花
・富竹ジロウ
・入江京介
・北条鉄平

◆不明
・北条沙都子
・大石蔵人
※沙都子と大石の生死は不明だが死亡している可能性が高い。

今回も長い記事になってしまった。
ひぐらしのなく頃に奉』は読めば読むほどにその世界観にハマっていきますね!
2020年秋にはひぐらしのなく頃にの新作アニメ化もされるし、完結してオワコンだと思っていた”ひぐらしのなく頃に”もまた再燃しそう。
それでは、次回こそ『輿宮警察署事件調書』の感想を完結させます。後編に続く(笑)

次回の記事はこちら↓

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