『ひぐらしのなく頃に奉』謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い(前編)

『ひぐらしのなく頃に奉』やっぱり面白い!

去年、筆者は初めて『ひぐらしのなく頃に』をプレイしました。

そして1年かけてゆっくりと読み進め、「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「盥回し編」「憑落し編」「染伝し編」をクリアしました!(遅いっ!)
いわゆる大石蔵人がプロローグとエピローグを務める『輿宮警察署事件調書』が全て終わったことになります。

『輿宮警察署事件調書』は原作で言うところの”出題編”にあたるようです。
全体的に事件はスッキリとは解決せず、全てバッドエンドで終わります。

もういちど言います。『輿宮警察署事件調書』はで語られるお話は全て、

BAD END

で終わります。事件は未解決、死人がたくさん、惨劇ドロドロ~でなんじゃこりゃって感じですね!((*゚д゚*))

しかし、感想は一言で言うならば「面白い」でした。
去年の記事でも語りましたが、ひぐらしのなく頃には、一つの編の物語が長いものの続きが気になるというか読ませる力がありますね!
もちろん各編ごとに面白さ具合に偏りはあるのですが……。
今回は「ひぐらしのなく頃に奉」における『輿宮警察署事件調書』の感想を中心に語っていきます。

ちなみに筆者のプレイ感想、レビュー、評価などの情報はニンテンドースイッチ版の『ひぐらしのなく頃に奉』からのものとなります。
別途、PS4版もありますし、それぞれ廉価版も発売されていますのでSwitch持っていないという方はPrayStation4版を購入するのもありですね!
『ひぐらしのなく頃に』自体は10年ほど前に原作は完結を迎えているにも関わらず2020年秋にはアニメ化もされるようです。
これは未プレイの方はこの『ひぐらしのなく頃に奉』をやってみる価値ありますよ~。
※原作やPS4版は未プレイなので多少異なる部分もあるかもしれません。

前回の記事はこちら↓

Switch版『ひぐらしのなく頃に奉』が面白かった件【感想・評価・レビュー】
2018年7月にSwitchで発売された『ひぐらしのなく頃に奉』 筆者は発売数日後に限定版を入手しそのまま積んでいました。 そろそろ、夏...

1.『輿宮警察署事件調書』の各ルート分岐について

ひぐらしのなく頃にの一番最初の書庫となる『輿宮警察署事件調書』では「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「盥回し編」「憑落し編」「染伝し編」の6つの物語を楽しむことが出来ます。
更に言うと、その6つの物語に突入する前に圭一たちの日常が描かれる「日常編」が共通ルートとして存在します。
この「日常編」は話に緩急が無く、常にゆるい明るい感じで話が進むので人によっては”つまらない”という感想を持つ方も居るかもしれません。
しかし、綿流しのお祭り以降の惨劇を深く楽しむためや、圭一たち、雛見沢の人間関係を印象付けるためにはこの「日常編」は必要不可欠なストーリーです。
多少つまらない、と思っても中断したり飛ばしたりせずにしっかりと読み進めてください。

さて、前述した6つの物語ですが、綿流し祭以降に分岐が発生します。
一番最初は『鬼隠し』で固定ですが、その後はレナ、魅音、沙都子 、夏美からパートナーを選択することでそれぞれがヒロインの物語に分岐することが可能です。
分岐が表示されない、という方はもう一度「日常編」をはじめからプレイしてみてください。
所見では表示されなかった選択肢が表れるはずです。そこで鬼隠し編とは違う行動を選択してみると良いでしょう。
(例えば、レナからの誘いを断ったり、魅音にぬいぐるみをあげてみたり……)

鬼隠し編以降はユーザーの意思で自由に読む順番を選択できますが、ネタバレなどもあるので筆者としては下記の順番で読み進めることがオススメします!

鬼隠し→綿流し→盥回し→祟殺し→憑落し→染伝し

この順番で読むとひぐらしのなく頃にの世界を深く楽しむことが出来ると思います!
特に竜騎士07氏が原作を書いたものではない『盥回し』と『憑落し』はネタバレがあるので注意してください。
『染伝し』は圭一ではなく夏美が主役のストーリーであり、部活メンバーは登場しないので別物として一番最後に読むのが良いでしょう。

そうそう、すべての編に登場する警察である大石蔵人の立場に注目して読むと更に楽しめるかも……とはお伝えしておきます。
この人、話によって味方だったり敵だったり中立だったり、、、話の進め方によって態度が変わってくるから怖いところです。

2.『鬼隠し』編の感想、評価、レビュー

一番最初に体験することになる物語『鬼隠し』。
この物語では主人公が前原 圭一、ヒロインが竜宮レナで物語が進んでいきます。
最初の物語なので全体的に意味不明な謎が多く、雛見沢における事件の犯人は誰なのか?なぜ富竹ジロウは死んでしまったのか?どうしてレナの態度が急変したのか?
謎が謎を呼ぶ展開でプレイヤーは度肝を抜かされるかと思います。
正直、この話を読んだだけでは”ひぐらしのなく頃に”は意味不明だった、という感想で終わることでしょう(笑)

この話で持ち上がるのはやはり竜宮レナの存在です。
彼女がまともなのか狂人なのか……いや、狂人かも!?普通の女の子は昼間に鉈なんて持ち出さないし(笑)
「…………開けて? …………圭一くん…?」のセリフとともにプレイヤーは竜宮レナに恐怖を覚えることでしょう。
マジで怖い。なんであんな目をするの?もうストーカーじゃん!!
圭一視点からのため、かなりのミスリードが目立ちますがこの編のレナは怖すぎます!!(笑)

それでも綿流し祭までは楽しい時を過ごすことになります。
部活メンバーやジロウとともに祭りを楽しみ、古手梨花の晴れ姿を見ることが出来て、『鬼隠し編』の圭一たちは本当に楽しい一時を過ごせたのだと思います。

しかし、……。

綿流し祭の富竹ジロウの死を皮切りに、突然おかしくなった周囲の部活メンバーの態度。
圭一がいくら聞いても何も教えてくれない。
そんな時に現れた刑事である大石蔵人。彼は圭一の味方であるかのように振るまいます。
彼は圭一に言う。―――竜宮レナをはじめとした雛見沢に居る人間を信用してはならない、と。

大石からのこの言葉により圭一はレナに対して不信感を持つようになります。
自身の身を護るためにバットを持ち出し毎日素振りをしだす始末……。
最後は車がよこぎっただけで「轢かれそうになった」などと抜かし極端すぎる被害妄想を発することになります。

圭一視点からはレナはヤバい奴だ!と語らていますが、
この物語で一番ヤバいのは明らかに、

前原圭一、あんただよ!!!

って感じです(笑)
もう被害妄想が激しすぎて、且つ圭一視点の物語なので明らかにミスリードポイントが多くなっています。

最終的に疑心暗鬼に陥った圭一は仲間たちを信用できなくなり、心配して家に見舞いにやってきたレナと魅音を殺害してしまいます。
あーあーあーあーあー、おかしくなった圭一は大石にメッセージを残して逃走。
後に大石に電話をしますが時すでに遅し。圭一は謎のメッセージを残して謎の死を遂げます。

操作をしていた大石もよくわからず、この世界では事件は迷宮入りになったものと思われます。
おそらくですが、のちに他の編で登場する”雛見沢大災害”はこの後に発生して雛見沢住人は全滅した可能性が高いです。

総評としては、まったくもって謎だらけのお話でした!!
しかし、これにより他の編の話がきになってしまいました。やはり謎が気になりますもんね!(笑)
つまり、(話が続くことが前提だけど)面白いお話だったってことです、

『鬼隠し』の生存者、死亡者

◆生存者
・大石蔵人

◆死亡者
・前原圭一
・竜宮レナ
・園崎魅音
・富竹ジロウ

◆不明
・北条沙都子
・古手梨花
※描写無し。雛見沢大災害が発生していれば死亡した可能性が高い。

3.『綿流し』編の感想、評価、レビュー

筆者としては2番目に体験することをおススメしたい『綿流し』編。
この物語では主人公が前原圭一、ヒロインは園崎魅音で話が進んでいきます。
特筆すべき点としてはこのお話で初めて魅音の双子の妹である園崎詩音が登場することですね。

綿流し当日、圭一と詩音は祭具殿に鷹野さん、富竹さんとともに無断侵入します。
そこで鷹野から語られる雛見沢に伝わる恐ろしい過去。
今回は”祭具殿への侵入”が大きな分岐点になったことは間違いないでしょう。
鬼隠し編とは違い、圭一はお祭りを楽しんだり梨花ちゃんの晴れ姿を見ることはできませんでした。そう、詩音の誘いによって……。

祭具殿に侵入したことにより圭一と詩音の運命は一変します。
鬼隠し編同様に綿流しの呪いにより富竹さんが死亡、そして鷹野さんも死亡。
公由の頭首、沙都子と梨花も行方不明になり事態は急展開を迎える。
そして大石からの情報により詩音も行方不明に―――。

レナの名推理により圭一と名探偵レナは魅音が犯人であるとし、大石と共に園崎家に乗り込む。
(綿流し編のレナは鬼隠し編とはイメージが変わってかなりのキレ者として名探偵になっています!)
魅音と対峙した圭一。明かされる園崎家の秘密。拷問部屋の存在。監禁されていた詩音。既に殺害されていた沙都子と梨花。全てが恐怖の塊となって圭一に襲い掛かる!
果たして圭一は魅音の魔の手から生き残れるのか?

魅音は自分には鬼が宿っていると言い豹変。
拷問部屋にて拷問しようとするものの圭一の魅音と詩音を思いやる言葉で魅音は圭一を拷問せず眠らせた後、地下室から逃走する。

最終的に圭一は何とか園崎家から脱出して物語は終局を迎えます。
魅音に刺された傷で圭一は入院。なぜか転落死していた詩音。
やはり謎は残ります。この事件の犯人は本当に魅音だったのでしょうか?
ラストの場面で圭一は魅音の幻覚にとらわれ物語は終わることになります。

この編では雛見沢の御三家の一つである”園崎家”の力と魅音と詩音の双子の関係性が話の鍵を握っています。
鬼を継いだ魅音の秘密、魅音の恐怖、魅音と詩音の関係。それらを圭一は目の当たりにすることになります。
似ているようでどこか違う魅音と詩音。果たして目の前にいるのは本当に魅音なのか?いや、詩音なのかもしれない。
プレイヤーはミステリーとしてありがちな双子トリックに翻弄されることになるでしょう。
トリックとしてはこの『綿流し』編が一番わかりやすくて楽しめたような気がします。

大石の役どころとしてはも、圭一たちの味方というところで収まっています。
共に園崎家に乗り込むところとかこれ以上ない味方ですよね。
(もっとも大石は確かに協力はしていたものの裏では圭一を囮に使う考えがあったので味方は味方でもアウトローよりなのですが)

しかし、しかしだよ。。。

魅音(詩音)怖いっすよ―――

残虐描写があるのがこの編の特徴ですね。
かなりホラーな感じです。BGMも怖い感じだし。。。
まあ、この話は魅音と詩音による嫉妬と嘘が渦巻く話です。
よく読むと魅音の格好をした詩音だったり、詩音の格好をした魅音だったり双子トリックがちりばめられています。
そこを読み解くとこの事件を起こしたのが本当に魅音だったのか?という疑問に流れ着くことになるかと思います。

綿流し編はわかりやすくて双子トリックを楽しめる反面、残虐描写があるのでホラー色が強いお話です!

『綿流し』の生存者、死亡者

◆生存者
・竜宮レナ
・大石蔵人

◆死亡者
・園崎魅音
・園崎詩音
・北条沙都子
・古手梨花
・富竹ジロウ
・鷹野三四
・公由喜一郎

◆不明
・前原圭一
※描写無し。魅音の怨念にとりつかれその後おかしくなって死亡した可能性はある。

書きたいことが多すぎて、ここまで書いた時点でかなり長くなってしまった……。
というわけで「祟殺し編」「盥回し編」「憑落し編」「染伝し編」の感想については後編の記事に記載します。

次の記事はこちら↓

『ひぐらしのなく頃に奉』謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い(中編)
謎が謎を呼ぶ出題編、やっぱり面白い 前回に引き続き、『ひぐらしのなく頃に奉』の感想記事です! 前回の記事で、『輿宮警察署事件調書』におけ...

前回の記事はこちら↓

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