絶対読んでほしい!名作漫画レビューその11『たとえ灰になっても』

漫画
久しぶりの筆者がオススメする漫画のネタバレ、感想、評価、レビューブログの時間です!
今回は、鬼八頭かかし先生の『たとえ灰になっても』の紹介を兼ねて魅力を語っていきます♪全6巻。

 

 

『たとえ灰になっても』は女子キャラクター達(実際は男性も含まれている、あくまで見た目の話)だけで巨万の富をかけて戦うデスゲームもので、バトルロワイアルや可愛いキャラクターが好きな人であればハマると思います!

 

各キャラクターの心情や過去についても物語が進むごとに丁寧に掘り下げられており、デスゲームに参加する理由も明確になっています。

 

ストーリー上、伏線も序盤から張られており、それがきっちり回収されると、このキャラとこのキャラにこんな繋がりが!みたいな驚きがあったりします。
筆者としても今年であったデスゲームものでは好きな漫画の一つです☆

 

ただし、今回のレビューを始めるにあたり一つ言っておきたいのは、
この漫画は作者逝去により連載打ち切りになった作品なのであしからず。
・・・それでも面白いんだよ!ホントに面白いんだよ!!連載中止になったのが残念でたまらないほどになっ!!!

1.『たとえ灰になっても』のあらすじ

 

高校生・四宮良真は、とある事件で両親を失ってから妹の幸花が唯一の心の支えだったが幸花が難病を患い、医師からは手術しなければ余命1か月であることを告げられる。
しかし、手術費用は10億円ということから途方に暮れていた良真のもとへ、チケットを持った謎の女が現れる。
彼女によれば、まもなく公でない”ゲェム”が開催され、勝利すれば大金を得ることができるという。
「自らが望むモノのために命を懸ける事は出来るか?」の問いに「できる」と答えた良真はチケットを受け取った直後、交通事故に巻き込まれて命を落とす。
再び目覚めた良真は見知らぬ女性の姿になっていた。
先ほどの「謎の女」こと天使・クロエルから、ここは辺獄(リンボ)であり、参加者はすべてクロエルの仕組んだ意図的な事故による死亡を経て、仮初の身体に魂を吹き込まれた状態となっているが、”ゲェム”に勝利すれば勝ち取った金額を手にしたうえで元の肉体で蘇生できるという説明を受ける。

 

一方、敗者にはクロエルから「残酷な死」が与えられ、現世で復活することはできない。
しかし、この”ゲェム”には重大なルールがある。
それは「本名を呼ばれると死亡する」というものであるうえ、参加者はすべて「真戸賀市」の住民から選ばれており、肉親から通りすがりの者までさまざまな形で互いに面識を持っている。
そのため、各参加者は便宜上の偽名を名乗る必要があり、良真は幸花を救うという決意から「ユキ」と名乗る。
あらゆる事情を抱えた個性豊かな参加者たちと共に、ユキは”ゲェム”に挑んでゆく。
上記のあらすじをみてもわかるようにこの物語は大金を得るためにデスゲームに挑んで生き残るお話です。
主人公は妹の病気を治すために10億円が必要なため、積極的にゲームに参加します。
この点が結構新鮮でバトロワであればマーダーポジションのような形で主人公が人の生死に関係なくゲームクリアを目指していく姿を見ることが出来ます。
ルールとしては、全員が女の子の格好の仮の姿でデスゲームを行い、ゲームに負けたり本当の姿の本名がバレてしまうと元の姿に戻って死にます。

 

つまり、ゲームをクリアするだけではなく、絶対に自分の本名はバレてはいけないちょっと変わったデスゲームなのです。
で、鬱になる要素として妹の病気を治すためにゲームに参加している主人公の妹もゲームに参加しているはずなんですよねー。
しかもお互いが兄妹として認識していない(ゲームのルール上、正体がバレて名前を呼ばれたら死亡ということもあり)ので、ユキは妹も倒す気満々だったりします(笑)
これ、終盤になると絶対鬱要素として絡めてきていたと思うんですよねー、ユキは妹だけは”救う”対象なので・・・。

 

その他の人物についても、同じ「真戸賀市」に住んでいる人々なので、親戚だったり友達だったり何かしらのかかわりがあったりするわけです。
このあたりの絡みについても注目して読んでいくとこの作品を更に楽しむことが出来ますよ♪

2.登場人物

『たとえ灰になっても』の特徴の一つに”本名が隠されている”があります。
正体がバレて名前を呼ばれるとゲームオーバーなだけあり、なかなか各キャラクターの本名は明かされません。
そして、大抵ご近所さんなので主人公である良真と何らかの関係、知り合いである可能性が高かったりします。
ここでは筆者の予想も含めて各登場人物を紹介していきます。
ユキ<偽名> / 四宮 良真(しのみや りょうま)<本名>

本作の主人公。一人称は「俺」。高校三年生。
妹・幸花の治療費10億円のための資金集めに奔走していたが、クロエルの問いに「できる」と答えたことで死亡し、ゲェムに参加させられてしまう。

いかなる状況下ですらほとんど冷静さを崩さない豪胆さや状況を的確に分析し、相手の思考や策略を見抜く洞察力、相手の良心や慢心を煽って自分の意のままに操る狡猾さに加え、自身を気に懸けてくれたプレイヤーですら躊躇なく陥れたり、他のプレイヤーが痛苦を受けている様子を微笑みを浮かべながら平然と眺めるほどの残忍さを併せ持ち、一部のプレイヤーからは「悪魔」と恐れられている。その反面、自身に協力してくれた常称寺との口約束を反故にせずに守ったり、予選のルールを知る前は「全員が生き残れるように協力しよう」というめがね子の提案に賛同するなど、良心らしきものもある。運動不足の相手と互角に立ち回れる程度の身体能力を持ち、学業においても美術以外ではトップクラスの成績を修めている。幸花以外の者の命に対する価値を抱いておらず、幸花を救うためなら、自身と何らかの縁を持つ可能性のある他のプレイヤーたちを犠牲にすることすら厭わない無慈悲な姿勢でゲェムに挑む。
優秀な刑事であった父を慕っていたが、豹変した父が母を殺害する場面を目撃したことや「人殺しの子供」のレッテルを貼られて幸花と共に凄惨な仕打ちを受け続けてきた過去から、深い憎しみを抱いている。
ゲェムへの参加目的は「幸花を救うため」。必要額は10億円で、それだけあれば幸花を救うことができると考えている。

 

ゲェムへの参加は積極的。性格はとても主人公とは思えないほどに冷たく冷静。
平気で相手を陥れ、相手を嵌めるためには手段をいとわない。
そしてゲェムへの適用能力も高いため、ダークヒーロー的な主人公である。

 

常称寺麗奈(じょうしょうじ れいな)<偽名>
ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「わたくし」だが、本来の一人称は「私」。
正体は現時点では不明だが、ユキの正体である良真のことを知っており、「お兄ちゃん」と呼び慕っている。また、†姫蘭†の正体が輝子だと判明したときに「叔母さん」と心の中で言っている。裏社会を統べる「常称寺グループ」の令嬢を自称する。高飛車な性格でお嬢様口調で話すが、実はキャラ作りで精神的に追い詰められると素が出てしまう。見栄っ張りで常に強気で冷徹な態度を装っているが、根は優しいため非情にはなりきれない。ゲェムへの参加目的は「没落した自身の一族の復興のため」で必要額は20億円だが、実はフカシで本来の目的・必要額は不明。偽善者を嫌う。

 

ユキと手を組んで予選を突破し、14億4080万5円を獲得する。
筆者の予想では良真の妹ですが、おそらくミスリードの可能性大。
ゲームへの適応能力は平均的だが運が強い気がする(笑)

 

沙羅(さら)<偽名> / 江端 優哉(えばた ゆうや)
ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「僕」。スピンオフ『すべて灰になっても』の主人公の一人。
正体は良真の学校の生徒会長・「江端優哉」。
実直で正義感が強く、ゲェムを止める方法を模索している。

 

いわゆる正義の人。本編で既に正体は明かされている。準々決勝では終了直前に亡々死を庇い、鬼をチェンジしたため敗退が決まった。
こういうキャラはデスゲームものでは長生きしないものの、罰ゲームでは放射能の延命措置が成功してフグドクや亡々死の協力を得てワンチャンありそうな気がする。
こういうキャラは好感が持てるので個人的には準決勝に進んでいってほしいものです。

 

秋原カエデ(あきはら かえで)<偽名> / 四宮 正輝(しのみや まさき)<本名>

 

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「わたし」だが、元の姿は男であるため、時折「ぼく」と言いかけることがある。
正体は良真の1つ年上の従兄・「四宮正輝」。良真のことを「良ちゃん」と呼ぶ。
事件後同居していた良真や幸花を父・正史から守れなかったことを悔やんでいた。
表向きはいじめが原因で引きこもり生活を送っていたが、本来の理由は自分と兄の息子である良真とを比較する父の姿に、父が自分を兄に勝つための道具としかみなしていないことを感じ、そんな父に屈して良真と幸花を傷つけてしまったことに絶望したためである。
参加目的は「従妹を救うため」。

 

本編で既に正体は明かされている。一見するとアホっぽいエロ少年であるが、掘り下げられるごとに心優しい少年であることがわかる。
準々決勝で敗退して生きたまま解剖されるという罰ゲームを受けるが最後までユキの本名を言うことは無く散っていった。

 

ルセット<偽名> / 古川 美希(ふるかわ みき)<本名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「わたし」。
正体は看護師・「古川美希」。23歳。
一見大人しそうに見えるが、予選終了後の食事会での本人の発言や『ナイトメア』の効果から過去に誰かを食したことが明らかとなっており、
そのことを他のプレイヤーに指摘された際には防衛反応として何かのレシピのような意味不明な言葉を呟きながら発狂していたが、後にそれが妹・美咲を食したことであったことが判明する。
ゲェムへの参加目的は「足長おじさんになるため」で必要額は2億円。

 

本編で既に正体は明かされている。とんだトラウマを抱えた女性である。
準々決勝の鬼ごっこでは鬼の役割を与えられており、麗奈を救うために行動するもののフグドクに名前を言い当てられて死亡。

ショーコ<偽名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。
ユキ曰く「「追う者」か「追われる者」が見せる目」をしており、何らかの理由でフグドクを殺そうとしている。
観察力に長けており、準々決勝では他のプレイヤーの動向を詳細に把握している。
準々決勝開始時のカード引きの結果は「子」(6)。ユキの前に姿を現し、ユキとの遭遇時における他のプレイヤーの動向の報告と「フグドクには手を出すな」と警告。
プランBの前にユキとの取引に応じ、自らが引いたカードの番号を教えた。

 

現時点では謎に包まれている参加者の一人である。
常に他者とは関わらずフグドクだけを狙い続ける追いかける者といった印象。
何の恨みがあるのかは定かではないが、おそらく正体は良真の父親である可能性あり。
実は良真の父親は生きていて母親はフグドクに殺された、とかそういう展開だったのかも?

†姫蘭†(きらん)<偽名> / 四宮 輝子(しのみや てるこ)<本名>



ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「あたし」。
正体はアイドルマネージャー・「四宮輝子」。旧姓「南野口輝子」。39歳。ユキの叔父・正史の妻で、ユキの叔母にあたる。
テンションが高く明るい性格で、他のプレイヤーの前では猫を被っているが、本性は非常に独善的で狡猾であり、激昂すると乱暴で汚い口調と態度に豹変する。現世では大人気アイドルであったと自称している。

 

本編で既に正体は明かされている。カエデ(四宮 正輝)の母親。
準々決勝では鬼ごっこをかなりかき回したものの最期は焼きが回り敗退。

リヴ<偽名>


ゲェムのプレイヤーの1人。
口数が少なく、常に無表情で無反応であり、嘘月に常称寺からのでーんの盾にされた際も全く動じていない。
本人曰く辺獄で蘇生する以前の記憶を失っており、唯一記憶に残っていた「生き延びる」という意思に基づいて行動している。

 

全てが謎に包まれている参加者。
準々決勝も嘘月とペアを組むことで難なく生き残っている。
よくある記憶喪失者なので正体は意外な人物である気がする。例えば良真の母親だったり妹だったり。

嘘月偽子(うそつき にせこ)<偽名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。
一見めがね子のようないい子ちゃんタイプに見えるが、偽名の通り相手を騙すことに長けており、時折不穏な笑顔と言動を見せる。
相手に気付かれることなく背後を取ることを得意とする。ゲェムへの参加目的は「自分の好きな人のため」。

 

何を考えているのか不明である者の少なくともユキの敵ではないと自称している。
その証拠に準々決勝では鬼であったもののユキに対して鬼を移すようなことはしていないうえに、フグドクからの襲撃を救っている。
姫蘭死亡時に撮り満たしている様子から正体は本物の姫蘭であることが濃厚。

霧霞雫(きりかすみ しずく)<偽名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。
寡黙だが、ユキを一発でK.O.出来る程のパンチ力を持っている。ユキの見立てでは元の姿は女である。
「鬼ごっこ」の際、雫が「鬼」かどうかを警戒もせず近づいてきたカエデに「あなたバカね?」と言い放ったり、「私は誰とも相容れない…」と洩らしたりする。カエデいわく「厨二病」。

 

ここまで特に目立った行動も無く、誰と関わるでもない寡黙な少女。
ここまで謎に包まれていると救世主(メサイヤ)なのではないかと思ったり・・・。

フグドク<偽名> / 快楽殺人者テトロドトキシン<通り名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。
正体は裏社会で名の通った快楽殺人鬼。裏社会ではその存在は広く知られているものの、本人の手によって自身に関する情報が抹消されているため、誰も本名を知らない。
嗜虐的な性格で、「人を殺しまくれるだけでなく、金までもらえる」とゲェムの参加に積極的な態度を見せており、『自分の愛しい人へ罪を捧げる』ことを目的としている。

 

ラスボス候補のヤバい人。快楽殺人鬼であるため強い。しかも世界に通用する名医でもある。
一方で被爆した沙羅の延命措置をしようとしたり、何を考えているのかわからない面もあり、今後の動きが気になる人物の一人でもある。

亡々死(ななし)<偽名> / 下馬伏(しもまぶし)

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。
正体は漫画家・「下馬伏」。
お人好しだが、非常に気弱で臆病な性格で、本戦を勝ち抜くことを絶望視し死の恐怖に怯えている。
自分の都合が良くなるのなら相手に媚びを売ることすら厭わない一方で、卑劣なことを嫌う正義感の強さも持つ。「打ち切り」という言葉をよく口にしている。

 

本編で既に正体は明かされている。マンガ家であり自分をクズキャラと称する。
対して沙羅くんは主役でありメインキャラ。常におびえていて媚びたり一番人間らしい。
その割に簡単にユキに騙されてしまうあたり、あー、やっぱりそうだよねって感じ。うん、現実にも居るよね、こういう人。いい意味で!(笑)
そう、変人や狂人に囲まれた参加者の中でこの人は普通の人間なのです!筆者の一押しお気に入りキャラです(笑)
でも、こういうキャラってバトロワでは中盤までに消えてしまうことが多いんですよね~(泣)


ガーネット<偽名> / 石原 冴子(いしはら さえこ)<本名>

ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。右利き。
正体は女子大生・「石原冴子」。20歳。
予選で自身の双子の妹をその正体に気付くことなく手に掛けてしまったことから、クロエルに対して深い憎しみを抱いている。
めがね子と同様に予選で資金の追加をして右手の指を失っており、右手に巻き付けた包帯の下に指の切断に用いられたナイフを隠し持っている。ゲェムへの参加目的は不明。

 

準々決勝に進む前にクロエルに逆らって灰になってしまった人。
もっと掘り下げてほしかったなー。

鈴野りん(すずの りん)<偽名>

ゲェムのプレイヤーの1人で、予選Eグループ唯一の生き残り。一人称は「わし」。
老人風の口調で話す。無邪気で人懐こい性格だが、掴みどころがなく、相手の心や考えを見透かすような言動で他のプレイヤーを翻弄する。
裏社会にも精通しており、常称寺の偽名の由来やフグドクの正体を見抜いている。

予測不能なヤバい人その2。正体はなんとなく老人っぽいが特定はできない。
常称寺と縁があるらしく、麗奈には協力的。
色々と謎が多く今後の動向が気になる人物。

めがね子(めがねこ)<偽名> / 五月田 明理(さつきだ あかり)<本名>
ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「私」。左利き。
正体はパティシエール・「五月田明理」。旧姓「松葉明理」。24歳。
ゲェム中にも他のプレイヤーのことを気に懸けるなど心優しい性格だが、気弱で注意力や警戒心が散漫な一面も持つ。ゲェムへの参加目的は「借金で苦しんでいる大切な人を救うため」で、必要額は2500万円だが実はこれだけでは全然足りなかった。
大切な人とは、夫の五月田晴明のことで、彼から借金を理由に離婚を切り出されたことでゲェムへの参加を決意する。ユキとは現世で面識がある。

 

予選でユキや麗奈と戦った人物。
正直者でギャンブルに向かない優しい人。
こういう人はバトロワでは生き残れないんですよね・・・。

山田(やまだ)<偽名> / 五月田 晴明(さつきだ はるあき)<本名>
ゲェムのプレイヤーの1人。一人称は「僕」。
正体はパティシエ・「五月田晴明」。24歳。
正義感が強く、自分の目的のために他のプレイヤーを平然と貶めるユキに嫌悪感を抱いたり、心身共に追い詰められためがね子を気に懸け手を差し伸べているが、本性はユキの態度や常称寺の挑発に恐怖するほどの非常に臆病な性格で、精神的に追い詰められるとあっさりと仲間を裏切る卑怯な一面も持つ。ゲェムへの参加目的は「失ってしまった自分の夢を取り戻すため」で、必要額は1億2500万円。ケーキ屋を営んでおり、腕は確かだが経営の才能が壊滅的だったため、借金を背負うことになる。夢とは、自分の店を持ち、妻の五月田明理の笑顔を一生守り続けることであり、そのためには先述の借金を完済する必要があった。
つまりお金の使い道はめがね子と同じだが、必要額がめがね子と異なるのは、2500万円の借金が利子で1億2500万円に膨らんでいたことをめがね子は知らなかったためである。確率の計算ができない

 

予選でユキや麗奈と戦った人物。
めがね子と組んでユキや麗奈を追い詰めたと思ったものの結局、めがね子を裏切るという行為を行った末、敗れ去る。
実はめがね子とは夫婦関係。

クロエル
ユキたちをゲェムへ誘った自称天使。
一人称は「ボク」で、背部を大胆に露出したホルターネックの黒いゴスロリ調の服を纏ったショートヘアの無邪気な美女だが、人命を平然と弄び、現世で縁のある人間同士が殺し合う姿を眺めることに愉悦を感じる嗜虐的で残虐な性格の持ち主で、ユキからは悪魔そのものだと思われている。本当に大切な人は姿が変わっても気付かなければならないと思っている。
最も好きな処刑器具はファラリスの牡牛で、命乞いされればされるほど胸が高鳴る。
また、プレイヤーにゲェムのルールの遵守を強要する一方、重要なルールを事前に説明しない、後付けでプレイヤーが提案したルールを追加するといった公平性に欠ける行動が目立つ。
ゲームマスター。ゲームの司会進行を司る。
ここまでの展開ではこの天使と呼ばれるものがなぜ、どういった理由で存在しているのかは不明である。

シロエル
クロエルの妹で天使見習い。クロエルとは対照的にロングヘアで白いゴスロリ調の服を纏っており、クロエルを「お姉様」と呼び慕っている。本人曰く「眼鏡男子萌え」で、ユキを推しているだけとのことだが、そういうところが至らないと言われている。
クロエルとは違って慈愛に満ちており、情を優先したり、特定のプレイヤーに肩入れする一面を持つが、めがね子と山田の死体からオブジェを作り、2人の愛は永遠のものとなったと祝福したり、ゲェムの敗者を一秒でも長く生きれるようにと即死しない程度になぶり殺しにするなど、人命を軽視する残忍さはクロエルと共通である。
ゲームマスター。ゲームのサポートを行う。
個人的にはクロエルよりシロエルのほうがタチが悪い気がする。

3.見所、注目点、感想など

生きて現世に戻れるのは2人のみ。生き残れば巨万の富を手にすることが出来る。名前を呼ばれたら即死亡。
何ともシンプルなルールでありながら、人を疑心暗鬼にするには十分すぎる設定。
格闘戦というよりは頭脳戦主体のゲームで相手の心情を読み取るのがカギであるところが面白いなーと思いました。

 

メサイヤは誰なのか?誰が生き残るのか?
毎回こういった気持ちでワクワクしながら読み進められる作品は少ないです。
参加しているプレイヤーが同じ市内で顔見知りというのも面白い。
それ故に名前を呼ばれる緊張感や意外なキャラクターとの関係性が示されたときは驚きを隠せなかったりします。

 

登場するキャラクターも見た目は全員女の子なので、むさくるしさも無し!(笑)

 

ただ一つ残念なのは……作者が逝去して続きが絶望的ってことですかね!!

 

プロットなどは残っていないものだろうか・・・。
とはいえ、鬼八頭かかし先生以外がこの作品を描いてもそれは別作品になりそうだし・・・。
続きが絶望的なのが本当に残念なぐらい設定に凝っていて面白い作品なのです。

 

未完ではありますが、バトロワ好きで可愛い絵柄が好きな人は是非この作品を手に取って読んでほしいです。
あくまで未完なので続きが気になって仕方なく思うかもしれませんが本当に面白い作品なので!!

 

最後になりましたが、ここまで面白い漫画を描いた鬼八頭かかし先生は、漫画家としてとても素晴らしいアイディアとセンスに満ち溢れた方だと思います。
このような面白い作品を生み出してもらって感謝しています。ゆっくりとお休みいただきたいと思います。
鬼八頭かかし先生の心よりのご冥福をお祈りいたします。

 

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