1.はじめに
突然ですが年明け1月より新天地―――新しい職場、要するに転職します。
今まで5社経験してきましたがこれで6社目になります。
そんな中で今回は転職エージェントを利用してみました。
利用した転職エージェントは3社(パーソルキャリア、アイムファクトリー、ギークリー)です。
使ってみてわかったのですが、意外にも転職エージェントも得意、不得意がありそれぞれに特色があったりします。
今回はそんな転職エージェントを利用してみた感想とともに比較していきます。
2.前提
・筆者はITエンジニアです。
そのため、ITエンジニア目線での比較になります。
・筆者は何度か転職しているキャリア人材です。
中堅です。リーダークラスです。
報酬を維持するには必然的に同じ職種(ITエンジニア)に絞ることになります。
・筆者は在宅勤務を希望していますので今回はITに強いエージェントを選択しています。
・今回筆者は一度も対面でエージェント担当に会っていません。
全てリモートで対応しています。
・筆者の希望職種は「社内SE」「DX推進」としています。
・エージェントの善し悪しは担当によるところも大きいです。
上記の前提での比較になるのでご了承ください。
3.パーソルキャリア(PERSOL CAREER)
大手転職エージェント。doda(ドゥーダ)。
私の担当は30代後半の男性の方でした。
特徴としては求人数の多さ。
ITエンジニア職だけではなく、営業や人事、販売職などなんでも揃っており自由にエージェントが保有している求人をフルオープンで閲覧することができます。
あまり急かされることも無く自分のペースで転職活動を進めることができます。
利用するサイトも「doda」アプリで全て完結。
エージェントのやり取りはメールよりもLINEが多かったです。
担当の返信も早く、別のアシスタントの方も居るらしく担当者が休みでも企業との橋渡しはやってもらえる。
エージェントとの距離感もほどほどで丁度良い。
エージェントから色々と企業の情報も聞き出せるし教えてくれる。
doda掲載の求人であれば、依頼すればエージェント経由で応募することができるのは他社ではなかなかできない強みである。
掲載している企業は大手が多いので中小企業狙う人は他のエージェントのほうが良いかもしれません。
URL:https://doda.jp/
4.アイムファクトリー(社内SE転職ナビ)
中堅の転職エージェント。
筆者は社内SE転職ナビというサイト経由だったので社内SE関連に強いイメージがあるがIT職であれば全般的に求人を持っている。
エージェントとのやり取りは専用サイト。
なかなか見づらく使いにくいし、紹介された求人しか閲覧できない仕様になっている。
エージェントはなかなか勢いがあり、Zoomで会話することもしばしば。
コミュニケーション重視で、割と希望にあった求人を紹介してくれるのが強み。
実際に書類選考が通過する可能性は高く、面接も進めやすかった。
ただし、明らかに面接回数が多い企業があったりするので、気になる人は大手のエージェントを使うのが良さそう。
5.ギークリー(Geekly)
新進気鋭の転職エージェント。
ITエンジニアが転職するならギークリーに応募しているイメージがあるので手を出してみました。
使い勝手は総じて微妙。
エージェントとのやり取りは専用サイト。
紹介もしてくれるし求人の閲覧も出来るのでサイトはまあまあ使いやすいかもしれない。
問題はやり方。
とにかく応募するように急かされる。
結果、内容をあまり見ていない状態で応募することになる。
自分とマッチしているかもわからないこともあり書類はほとんど通過しない。そりゃそうだ……。
エージェントも数撃てば当たるの理論でガンガン求人を紹介してくる。
中には的外れのも多い。とにかく送る、がここのやり方。
申し訳ないけど、ギークリーは使い物になりませんでした。
6.総括
今回の転職で利用したエージェント3社の中ではパーソルキャリアが求人、エージェントの質ともにバランスよく使いやすかったです。
エージェントとLINEでやり取りするのですが、返答が早いのも大きいですね。
次点でアイムファクトリー。
希望する職種にたいして提案してくれる求人のマッチ度が高い。
ただし、勢いがありすぎて、一気に書類が通ってしまうと1時間おきに面接などの組み方もしてくるのでこちらが披露するかもしれません。
転職エージェントは担当者との相性も大きいです。
正直、担当で当たりはずれが決まる、ということもあるので転職を考えている皆さんも色々なエージェントを利用してみると良いかもしれません。

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