日商簿記3級合格するための勉強法

雑記

今年の5月に念願の日商簿記3級に合格しました。
(正式名称:日本商工会議所及び各地商工会議所主催 簿記検定試験)

元々、この資格は現在の会社の昇格要件で必要だったわけですが、日商簿記3級自体は価値があり転職時の履歴書でも記載することができます。
大体の転職サイトのプロフィールにも記載することができるので需要のある資格だと思われます。
しかも、この資格を持っていれば損益対照表、貸借対照表、決算報告書を読み取るスキルがつく上に証明になるので良いことづくめです!
経理じゃなくてもビジネスにかかわるものであれば簿記は取得しておきましょう(笑)

そんなわけで、今回は私が日商簿記3級を取得するために行った勉強法を紹介したいと思います。

リテールマーケティング(販売士)2級はこうすれば合格する!

1.試験の構成、概要

日商簿記3級はパソコンを利用したCBT方式で実施されます。
随時実施しており、好きな会場、時間帯を選択して受験する形式です。
私は受けていませんが従来通りのペーパー試験も存在しているようなので、PC受験に抵抗がある場合はこちらを選択すると良いでしょう。

合格点は70点。
大問が3つあり 、内容としては下記の通りです。
1問目:「仕訳問題(45点)」
2問目:「補助簿や穴埋め問題(20点)」
3問目:「試算表、精算表、貸借対照表、損益計算書のどれかを作成する問題(35点)」

これらを50分以内に解答してボーダーラインである70点を越えれば合格です。
合格は即時判明、合格証も翌日までには電子で発行されます。

2.勉強方法

参考書はテキストと過去問題集の2冊を購入してやりこめばOK。
期間としては30時間分の勉強時間を確保してください。
筆者の場合は2週間で30時間確保しました。

筆者が利用した参考書は下記の2つです。
アマゾンでキンドル版を購入可能です。

  • わかる!受かる!日商簿記3級 テキスト&問題集(著者:滝澤ななみ)
  • わかる!受かる!日商簿記3級 予想模試(著者:滝澤ななみ)

この2冊だけで十分合格できます!
ポイントはテキストはそこそこに、予想模試を解きまくれ!です。

◆勉強法、攻略法
まず、10時間でテキスト&問題集を読みます。
このとき、わからなくても良いのでガンガン読んでいってください。
意味不明なら読み飛ばしてもいいぐらいです。

問題は時間があれば解いても良いですが、解かなくても良いです。
重要なのは1週目は速読して全体の流れ、範囲を掴むことです。
必ず2週目も読んで、今度は意味が分かるまでじっくり読んでください。
2週目とはいえ、時間が無ければ問題まではやらなくても良いです(予想模試でやったほうが効率が良いため)

次に、残りの20時間を予想模試につぎ込みます。
8回分の予想模試が掲載されていますが、全てを解く必要は実はありません。
目安として5回分ぐらい解けるようになれば十分です。
それ以上の勉強は資格を取るだけ、という意味では時間がもったいないです(笑)

このときのコツですが、必ず、”仕訳問題”は完全正答出来るようになってください。
これだけで45点が保証されます。
逆に言うとこれが出来ないと70点に到達しないので不合格になります。
“仕訳問題”は問題を見た瞬間に反射的に出来るレベル、1分以内に解答できるスピードを会得してください。
問1で必ず出題されます。なので絶対勉強してください。

仕訳問題が完璧になったら次にやるのは”試算表、精算表、貸借対照表、損益計算書を作成”できるようになってください。
ここも問3でどれかが出題されます。
確率的には貸借対照表、損益計算書が高いように思います。
こちらも35点分です。
つまり問1の仕訳問題とこれをマスターすれば合格圏に到達します。

問1と問3だけ出来れば80点行くのです。
問2は捨てましょう(笑)

問2を捨てる理由ですが配点が20点しかないうえに、毎回出題問題の範囲が広くコスパが悪いです。
ここを勉強するぐらいであれば問1と問3の対策をしたほうがずっと良いです。

3.さいごに

結果的に筆者はこの勉強法で70点ギリギリで合格しました!!
(危ない…ちょっと問3の勉強が足りなかった…皆さんは問3を完璧にして挑んでください)
あれ、ってことは40時間ぐらい必要か…?いや、30時間あればいけるはず!!(笑)

マジで問2を勉強するぐらいなら仕訳を完璧にこなせるようになったほうが良いです。
仕訳できると必然的に問3もできるようになります。

簿記3級は仕訳が仕訳に始まり、仕訳に終わると言っても過言じゃない!!

以上!

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