【Switchゲーム】ドラえもん のび太の牧場物語の感想、評価、レビュー【クリア後】

ゲーム
発売日に購入したスイッチのゲーム『ドラえもん のび太の牧場物語』をようやくエンディングまで見届けたので今回はこのゲームの感想を書いていきます。
従来の牧場物語と異なる部分もあるものの根底の部分は変わらずにドラえもんの要素が加わった良作でした!
クリアまでにかかった時間は50時間で2年目の秋のときにエンディングを迎えることが出来ました。

タイトル:ドラえもん のび太の牧場物語
製造元:バンダイナムコエンターテインメント
価格:6,710円
容量:948MB
ジャンル:シミュレーション

1.ドラえもん のび太の牧場物語ってどんなゲーム?

簡単に言うと牧場物語のシステムをベースにドラえもんのエッセンスが加わったゲームです。
今までの牧場物語と同様に牛や鶏を飼ったり植物や野菜を育てることも出来ます。
また、巷ではブラックな働き方と名高い、のび太がツルハシ担いで宝を掘り出す「のび太の鉱山物語」を楽しむこともできます笑正直なところ、お金を稼ぐ―――いわゆる金策のためにも鉱山にもぐることは必須なので、誰もが「のび太の鉱山物語」を体験するはずです。

ドラえもん要素が加わったことにより当然、”ひみつ道具”の恩恵を受けることが出来ます。
“どこでもドア”や”もしもボックス”に”タケコプター”、”通り抜けフープ”、ちょっとマイナーな”たずね人ステッキ”や”カムカムキャット”まで登場します!
マイナーな秘密道具まで抑えているのでドラえもんファンにはたまりません♪
それにどら焼きが作れたらドラえもんの大好物だし、焼き芋作ればしずかちゃんの大好物だし、原作のイメージが壊れていないのもドラえもん好きにおすすめできる部分ですよ♪

そんな”ドラえもん要素”が加わったうえで従来の”牧場物語”ファンは楽しめるか?というと間違いなく楽しめると思います。
牧場で植物や家畜を育てながら住民との交流を深めていく、という基本要素に変更はなく、住民との親密度をあげたときに発生するイベントも”ドラえもんらしさ”が入りつつもやはり”牧場物語”らしいイベントが展開されます。
最初は家族仲が悪かったのが、イベントを進めるにつれ誤解が解けて仲良くなったり、迷子の家畜をどうにかしたり…やはりこういったイベントは牧場物語ならではなのではないかと思います。

それぞれのイベントも必須ではありません。
住人たちのイベントを最後まで解決するかはプレイヤー次第。
場合によっては中途半端に終わらせてもOK。そんな自由度にも溢れています。
もちろん、大樹の影響を抑えて元の世界に戻るといったメインストーリー部分はクリアしないとエンディングまでたどり着けませんが日々のほのぼの感を楽しむゲームなので個人的には意固地にエンディングを急ぐ必要もなければ見る必要すらないんじゃないかと思ったり(笑)
まあ、一区切りをつけるという意味でエンディングは必要ですけどね。

ちなみにエンディングを見た後の2週目要素はありません。
強いて言えば、スペアポケットが使えるようになるぐらいかと思われます。
スペアポケットを手に入れると、わざわざ自宅に戻らなくても倉庫が使えるようになるので、より牧場生活がはかどるようになります!
なので、エンディングを見る価値はそういった意味でもあります☆

基本的にはドラえもん要素を含めたほのぼの系の牧場物語なのでラスボス的なものはいません!

戦闘のようなものも存在しないので牧場物語シリーズよりルーンファクトリーシリーズが好きな方には向かないかもしれません。
その他に、やはり”ドラえもん”要素を含めてしまったが故に従来の牧場物語に欠かせない要素になっていた”結婚”がありません。
プレイヤーが操作するのび太はまだ小学生だし、将来はしずかちゃんという心に決めた人がいるから仕方ないと言えば仕方ないことですが、この点は筆者としても残念な点かなと思います。
せめて、のび太たちがNPC扱いで主人公がオリジナルキャラでドラえもん達と関わるような展開だったらありえたかもしれませんが・・・。

 

『ドラえもん のび太の牧場物語』独自の要素としては上にあげた、ひみつ道具システムの他に『昼寝』があります。
これは筆者としては素晴らしいと思ったシステムで、のび太が昼寝をすることで時間を自由に進めて体力を少し回復するというものです。
これにより、イベントが発生する時刻まで時間をすすめたり、鉱山で疲れ切ったのび太を休ませるというブラック企業的な働き方が実現できるのです!(笑)
なんというか、今作ののび太はかなり働き者ですが、昼寝しちゃうのも”のび太”らしいですよね!

こんな感じで従来の牧場物語にドラえもん要素をプラスしたものが『ドラえもん のび太の牧場物語』というゲームです!

2.ドラえもん のび太の牧場物語のあらすじ(ネタバレあり)

 

牧場物語シリーズは全クリしてエンディングを見ることを目標とせずに日々の生活をだらだらとプレイするのが好きな人も多いかと思います。
ここではそんな人のために『ドラえもん のび太の牧場物語』のあらすじをネタバレ全開で書いていきます。
あくまで牧場物語の真髄は住人達との親密度を上げて牧場生活を楽しむことにあるのでメインストーリーはおまけみたいなものですけどね(笑)

 

~~~『ドラえもん のび太の牧場物語』メインストーリーの流れ~~~


①のび太、大樹の種を拾う。嵐に巻き込まれシーゼンタウンヘたどり着く。

(オープニングでアニメ版のオープニングテーマである”夢をかなえてドラえもん”の歌が流れます!)


②シーゼンタウンの少年ランチとの出会い。

ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫はバイトの面接に合格し、それぞれの住人の家でお手伝いと称して働かされることになる。
のび太、各地で不合格通知という名のお祈りを受けて、空いている土地を使って自分で牧場を持つという独立の道を歩む。

 

③のび太の牧場生活が始まる。
植物を育て、家畜を育て、よりよい稼ぎを得るために鉱山生活を始める。

 

④大樹の女神ヴィーナとの出会い。
大樹の機能を復活させるためにカムカムキャット、タイムテレビ、ソーナルペン、精霊よびだし腕輪を集めることになる。

 

⑤ひみつ道具4つを集めるものの復活ならず。手がかりを探すために奮闘する。

 

⑥シーゼンタウンに隠された秘密。通り抜けフープを手に入れて洞窟を突き進むと壁画の間を発見!
ヒントを頼りにシーゼンタウンの各地に隠された壁画のパーツを集める。

 

⑦すべてのパーツを集めてヴィーナさんと共に壁画の間の最深部へ。
そこにあったのは『大樹の種』!壊すか壊さないべきかを優柔不断なのび太に託す…。(壊さないのが正解)

 

⑧コロボックル達との出会い。タケコプターを手に入れる。

 

⑨ランチ、パスチーさんの過去が明かされる。

 

⑩ヴィーナさんより、次にシーゼンタウンに嵐が来たら大樹の力で別の時代に飛ばされる可能性があることを知る

 

⑪シーゼンタウンに嵐が発生!ランチ、ヴィーナさんが母だと知る。

 

⑫のび太たちが大樹の機能を停止するべく、タケコプターで大樹の一番上にあるスイッチに向かう。
劇場版展開よろしくでのび太だけ吹き飛ぶ。

⑬のび太が追い付く。5人の力を合わせて大樹のスイッチを押して機能停止。
シーゼンタウンが崩壊から救われるものののび太達が元の世界に帰る術を失ったように思えたが・・・。

⑭パスチーさん、ヴィーナより70年前の真実を知る。
ヴィーナからタイムマシンがあれば元の世界に戻れることが発覚。

 

⑮仲の良かった人たちとの別れをへて、のび太たちは現代に戻る。
タイムマシンで帰る途中、持っていた大樹の種を落としてしまう。

 

⑯親との再会。エンディング。
その後、大樹の種を拾うのび太の姿が……(大樹の種を拾ったのび太だったが、この種は別次元の自分が落としたものだったと思われる)

かなり端折ってますがこんな感じです笑
メインストーリーを追うだけでも大長編、劇場版さながらのドラえもんのストーリーを味わうことが出来ますよ!

3.総評 結局このゲームをプレイする価値はあるのか?

スイッチ独占ソフトということもあり、スイッチを持っていて、牧場物語とドラえもんが好きならばプレイしないともったいないぐらいオススメできるゲームです!
反面、ドラえもん要素がところどころに散りばめられていたり、牧場物語では当たり前の結婚が出来なかったりするのでドラえもんが嫌いだとかなり厳しくなってきます。
あえて、点数にするならば10点中8点ぐらいになるかな~。やはり人を選ぶというのは否めない気がします。
筆者としては牧場物語もドラえもんもどちらも好きなのでかなり楽しんでプレイすることが出来ました☆
RPGだとどうしても敵の勢力が居たり仲間と仲が悪くなってギスギス展開があったり、悲しいイベントがあったりとするものですが、このゲームは終始ほのぼの感が漂っているので、そういった意味でも癒されながらプレイすることが出来ました。
その分、イベント展開に波が無く、同じ作業の繰り返しになりがちな部分もあるので、人によっては飽きやすかったり眠くなったりするかも……(笑)

筆者としてはブログに書きたくなるぐらいハマることが出来た作品なので牧場物語&ドラえもん好きな方々は是非プレイしてみてください!

最後に一つ!

これはオープニングの一コマですが、この映像をみたとき私は間違えて『ドラえもん のび太の聖剣伝説』を購入したのかと思いました(笑)

もう、これマナの樹だよ。。。そう見えますよね?(笑)

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