2025年11月4日(火)に祖母が永眠しました。
なんでも病院で朝起きたら既に息をしていなかったとのこと。
齢90歳を越えていたので、長生き出来たほうだと思いますが、それでも亡くなったことにはショックです。
晩年は一人暮らしも出来なくなり特養老人ホームで過ごしていました。
その頃は仕事が忙しかったりコロナ禍もあり、なかなか私自身も会いに行くことは出来なくなってしまいました。
コロナが落ち着いたころには、祖母はまともに食事がとれなくなるくらい弱っていました。
今、思えばそれが会いに行く最後のチャンスだったかもしれません。
結局、お見舞いに行くことすらできず、再開したときには既に息を引き取っていました。
小さい頃はよくおばあちゃんとおじいちゃんに会いに行っていたなぁ……。
高校生3年生の頃におじいちゃんが永眠した以降は、滅多に行かなくなってしまったのだけども、今思えばもっとおばあちゃんに会いに行くべきでした。
祖母を棺桶に入れるときが一番実感が湧く。
出棺して火葬。お骨になるとあまり実感が湧かなくなる。
お墓にお骨を納める瞬間、胸の奥にぽっかりとした空虚さが広がる。
訃報からの1週間は、どこか現実感のない日々でした。
久しぶりに従妹や叔父、親戚にも会いましたが、亡くなっている方も多く、月日の流れの速さを思い知る。
祖母の住んでいた田舎も、新しい店こそあるものの、どこか寂れた雰囲気。
祖父と祖母が住んでいた家―――もう誰も住むことのない、壊すだけの廃屋の成り果て。
時間は本当に残酷で、ぼんやりしているとあっという間に過ぎていきます。
生きているうちに、もっと孝行しておけばよかった。
これからは悔いのない人生を送りたいと思います。
おばあちゃん。なかなか遊びに行けなくてごめんね。
どうかあの世で、おじいちゃんとゆっくり楽しく過ごしてください。

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