ガラケー時代の名作RPG セパスチャンネルの感想

ガラケー時代の名作RPG「セパスチャンネル」の感想

スマホが街にあふれて早10年、ガラケーと呼ばれていたフューチャーフォンもあまり見なくなりました。
携帯ゲーム機も10年前と言えばニンテンドーDSが全盛期で3DSが発売直後ぐらい。
そんな時期にひっそりとiアプリで販売されていたロールプレイングゲームである「セパスチャンネル」を今回筆者はSwitchでプレイしたのでレビューしていこうと思います。

1.基本情報

機種:Nintendo Switch
価格:500円
メーカー:ジー・モード(G-mode)
ジャンル:RPG(ロールプレイングゲーム)

※機種についてはダウンロード専売でパッケージ版は存在しない。
※過去にはニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)やiアプリでの配信があったものの現在配信停止。
※ジャンルは正確にはチャンネルきりかえRPGらしい。

このゲーム、500円なんだぜ、、、安いだろ。

2.ゲームシステム

システムは元はガラケーのゲームなのでかなりシンプル。
おそらく片手でもできるかも(笑)
戦闘はドラクエに近いイメージなのでとっつきやすい。
ちょっと変わっている部分があるとしたら「連携」コマンドがあること。
これは、仲間全員で総攻撃をかけるものですべての仲間の攻撃力を足した数値のダメージが敵に与えられる。
おそらく、ボタンポチポチやるのが面倒なので、簡単に操作が終わるように配慮した機能だと思われる。

仲間は「ボーイ」「ガール」「ザ・ワン」「セパスチャン」の4人。
戦闘だけでなくネーミングセンスまでシンプルである(笑)
特に犬の「ザ・ワン」ってなんだよwww

初期ステータスから仲間にはそれぞれ攻撃のボーイ、精神のガール、素早さのザ・ワン、防御のセパスチャンと得意な分野は決まっているものの、レベルアップで各ステータスにパラメータ割り振りが自由にできるので攻撃MAXのガールなんてのも可能です。
しかも一度振り分けたパラメータは何度でもやり直し可能なのはありがたい。
これにより、ボス用に攻撃だけアップさせて強行突破する、なんて戦法も可能になる。
レベルアップもガンガン上がっていくのでストーリー上で詰まるっていうのもラストまでは無いかなって思う。

グラフィックはMother、UNDERTALEのような感じになっており、これがまたBGMと相成って良い。
やっぱりマザーのようなグラフィックは最高!って思えるしこのゲームの雰囲気にも合ってる。
BGMも哀愁を帯びているというか一度聞くと耳に残るメロディーなので、気になる人はYoutubeなどで聴いてみてほしいところ、

ストーリーはMother3が一番近いかも(笑)
でも誰かに認められたい承認欲求がテーマの作品なので個人的にはかなり好きなストーリーでした。
魔王を倒して世界を救うっていう話よりもこういう個人的な理由で動くほうが共感もてる。
ストーリーは10時間程度。人によっては短いと思う人もいるかもしれないけど、筆者的には飽きずに楽しめる程よい感じでした。
あまり長すぎても話がダレて飽きちゃいますし。

ちなみに物語の舞台はかなり狭いです。
「サンライトシティ」と精神世界「アストランド」のみです。
元々ガラケーアプリのゲームなのであまり広大に出来なかったと思いますが、この設定が全く違和感がなくまとまった物語になっています!
サンライトシティについては閉塞的であるものの現実(リアル)に似ている世界観です。
違和感があるとすれば警察官(ポリス)が正義ではなく、企業の雇われ兵隊といったところと、犬(ザ・ワン)が二足歩行で歩いていても誰もツッコまないところでしょうか(笑)

アイテムも数は多くなく回復アイテムと重要アイテムが数個ある程度。
このぐらいシンプルだと逆に清々しい(笑)
精神力(SP)はアイテムで回復できず、防御するかしばらく歩いて自動回復しか回復方法がないので要注意!!

残念な部分としては一つだけ。
このゲームには『チャンネル』という概念があって、切り替えることによって別行動をしているほかの仲間の視点に切り替えることができる、
アイディアは良いんだけどストーリー上でうまく生かしきれないというかどうしても必要なのが3回程度なので無くても良いかなと思ってしまう。
ボーイが捕まったのでガールに切り替えて救出……みたいな感じですが、あえてシステム化しなくても自動で切り替えたほうがシンプルになったかも。

3.評価、感想、レビュー

総合評価としては10点満点中8点!
かなりの良作だと思います!

グラフィックはリアルや3D化したものが必ずしも面白いといえるわけではなく、こういったマザー、アンダーテイル風のグラフィックだからこそ雰囲気にも合っていて良い感じになっています。
ストーリー重視で続きが気になってしまい、ついつい止め時を失ったりします(笑)
こう何というか、Motherらしくセリフの一つ一つがポエムっぽい!テキストが秀逸で胸に刺さります!!
だからいつの間にかストーリーに引き込まれているっていうね(笑)

こうやって考えるとRPGは魅力あるストーリーは大事だなって思い知らされます。
気が付いたらレベルも30越えてラスボスという事態になりあっという間にクリアしていました。

難易度も低いほうで攻略サイトなど見なくても進めていけます。
詰まるポイントもなく、戦闘も連携コマンドによる力押しで進めていけるので楽ですよ(笑)
ちなみに、『セパスチャンネル』は過去にフューチャーフォンのほかにニンテンドー3DSでも配信されていたようです。
その時には隠しボスに”観測者”なるものが存在していたようですがSwitch版には隠しボスである観測者は存在しません。
まあ、ラジーポイントの概念があるので観測者という存在は不要だったのでしょう。
ラジーポイントが0の状態でラスボスを倒すと真のエンディングを見ることができます。

Switch版には”観測者”は居ません!ラスボスはセパスチャンの父親である局長です!
……さりげなくネタバレ(笑)
だけど、観測者とも戦ってみたかった。。。

ラジーポイントは全滅したりポリスに賄賂を渡して道徳的に悪いことをすると増えるポイントです。
このポイントが増えすぎると真のエンディングを見ることが出来なくなるのでプレイ時には注意してください。
※終盤の公園サブイベントでラジーポイントを減少させることが可能です。

是非、セパスの父親を倒した先にある真のエンディング(要ラジーポイント:0)を見てなぜこの世界にはサンライトシティしか存在しないのか、その謎を真実を解き明かしてください!

Mother好きなら『セパスチャンネル』は絶対おススメです!
値段もスイッチ版が500円と安いので気になった方はダウンロードしてみてくださいねー!!

―――僕らがいる限り物語はいつかどこかへ続く。

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