SSMSでCSV出力データの改行を反映する方法

雑記

今回は技術的な備忘録です。
仕事で意外にハマったのでメモ。

DB(データベース)からデータを出力するときにカンマ形式のCSVで出力することは多いと思います。
そんなときSQLServerであれば、SSMS(SQL Server Management Studio)を利用している方が多いはず。

SSMSからSELECTしたグリッド結果からコピペしたりCSV保存して出力すると改行がなくなって1行になってしまい、改行が反映されずに困っている人も居るかと思います。
正に私がそうでした。これは、ホントにハマった…。
実はSSMSから簡単に改行を反映した状態でCSV出力できます。

SSMSを使ってCSVデータに改行を反映させるには?

以下の手順でコピー時にCR/LF(改行)を保持した状態でデータくエクスポートが可能です。

1.SSMSを起動
2.上部メニューからツール -> オプションをクリックする。
3.オプション画面が表示されるので、クエリ結果 -> SQL Server -> 結果をグリッドに表示の順番で操作して、「コピーまたは保存時にCR/LFを保持」にチェックを入れOKボタンを押します。

SSMSオプション画面でこの設定にする


4.新しいクエリシートを出してSELECTして、結果グリッドをコピペすると・・・改行が保持されています!!
※既存のクエリシートは以前のシートが残っているため、新しいクエリシートを用意して、そのシート上で抽出を行う。
※新しいクエリシートでも反映されない場合は、「コピーまたは保存時にCR/LFを保持」にチェックが入っていることを確認してSSMSを再起動する。

これだけの操作でCSVに改行を反映することが可能です!

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