平成から令和へ…元号を使っているのは日本だけ!?日本が元号を使い続ける2つの理由

雑記

平成が終わり、令和へ

いよいよ平成31年(西暦2019年)をもって平成の時代が終わりを告げ令和元年を迎えようとしています。
筆者は今更ながら元号を使っているのが世界でも日本だけという事実を知りました。
近年までは中国や朝鮮など近隣の国々も使っていたようですが廃止になっていたようで…。
というわけで今回は、なぜ日本が元号を使い続けるのか、その理由を調べたのでご紹介します。

なぜ、日本は元号を使い続けるのか?
以下の理由が挙げられます。

1.天皇制の象徴として必要だから

皆さんもご存知の通り日本には象徴として天皇が存在します。
この制度も日本特有で他国では天皇は存在しません。
天皇中心で元号には「一世一元の制」という法律があり、天皇一代につき元号1つというルールがある以上、天皇と元号には密接な関係があるのです。

日本の伝統と文化として元号が非常に大切な象徴だということが伺えます。

2.元号を廃止する明確な理由が無いから

これはほとんど消極的な理由だと思いますが元号を使い続ける理由こそあれ、廃止する理由が無いんですよね。
使い続ける理由は1979年に施行された元号法があるから、元号法によって法的根拠が与えられているので日本では元号を使い続けています。
もちろん、グローバルな世の中が進んでいるので和暦よりは西暦のほうが使いやすい、というのはありますが、わざわざ廃止するほどではありません。
廃止するにも手続きや期間が必要なので実行に移す人もいないし、政府が多少なりとも政治利用していることから元号が廃止になることは当分無いかと思われます。

個人的には元号が好きなんです(笑)

上記2つの理由から日本では元号を使い続けているということになります。
天皇制という日本独自の文化として元号を大切にしているという明確な理由がある一方で廃止する理由が無い、という消極的な理由もあったりします。

企業などが利用する業務システムではほとんど西暦で扱われており(そのほうがシステム構築しやすい)、和暦を意識している日本人も少なくなっているのではないでしょうか?
私の周囲でも西暦はすぐに答えられるのに和暦になると「今、平成何年だっけ?」と言い始める方も何人かいます(笑)
それでも、私は日本独自の文化を大切にしたいと考えるタイプなので元号は続いて欲しいです。

元々、元号というのは中国から伝わってきたものらしいです。
近隣諸国では元号が廃止されていく中で今日まで途切れることなく続いてきたというのは誇って良いことだと思います。
(もしかしたら、第2次世界大戦で敗北時に廃止になっていた可能性もあるわけで……)

中には元号(和暦)なんて古臭い、西暦のほうが便利だという方も居るかと思います。
確かに西暦のほうが便利でシステムに導入しやすいというメリットもありますが、日本はどちらも使っていけば良いことです。
アメリカもインチだのあまり聞き慣れない単位を使っていたりするので、日本文化をわざわざ世界に合わせる必要なんてないんですよ(笑)

西暦を使いつつ和暦も使う。
そうやって共存共栄していきましょう。私は和暦大好きなのでこれからも使い続けますよ~
最近、通帳や定期券の表示が西暦に切り替わっていたのでちょっと寂しい(笑)

さて、そろそろ平成も終わり。
巷では「平成最後の」という単語が使われていますが、そろそろ「令和最初の」という単語が使われるんだろうなーと思ったり思わなかったり。

皆さんも元号を大切にしつつ令和元年を迎えましょう♪

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