会社員向け確定申告の書き方

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会社員向け確定申告の書き方

今年もいよいよ確定申告の季節がやってきました!
自営業の方はもちろん、フリーランス、会社員、主婦、フリーターのみなさんも対象になる可能性がある確定申告。
申告を忘れると追加徴収されてしまうので気を付けましょう。

筆者自身は会社員ですが本業以外の副業や投資で20万円以上の収入があったため確定申告の対象になっています。
今回はそんな会社員である筆者の確定申告の書き方を自分用の備忘録として記事に残しておこうと思います。
そのため、今回は決して万人向けじゃなくて会社員の方向けの記事になります。

1.会社員が確定申告対象になるのはどんなとき

単刀直入に言うと本業(会社員としての収入)以外で20万円以上の収入があった場合に確定申告の対象になります。
実際には収入から経費を差し引いた額です。
また、20万円以下でも確定申告とは別に住民税の申告対象になるので注意してください。

まあ、20万円以下でも還付される可能性もあるので他に収益があって心配だったら確定申告をしておくのがおススメです☆

2.確定申告資料の準備

Adsenseやソーシャルレンディング、FXの収入が証明できるものをPDFで用意しておく。
筆者の場合は、これらの資料は税務署に提出しています。
※源泉徴収票や取引報告書など収入を示す書類はマイナンバーを記載するので本来は不要、必ずしも必須ではないが説明を求められたときに手助けとなる資料なので用意しておいたほうが良い)

下記は筆者が用意した確定申告資料
・源泉徴収票
⇒12月に会社からもらえる。

・Adsense収益
⇒Adsense管理画面のレポート画面で2020年1月から12月までの1年間で検索した結果画面

・MANEO年間取引報告書
⇒マネオのマイページ→電子交付書面一覧からダウンロードする。マネオは毎年公開がギリギリなので注意

・SBIソーシャルレンディングの年間取引報告書
⇒メッセージで件名【投資家様の『年間取引報告書』交付についてのお知らせ】内からダウンロードできる。

・トラリピ期間損益報告書
⇒マイページ⇒トレード画面に遷移してメニューから報告書をクリック。2020年1月から12月までを検索してPDFをダウンロード。

・トライオートETF期間損益報告書
⇒マイページ⇒トレード画面に遷移してメニューから報告書をクリック。期間損益報告書を選択して2020年1月から12月までを検索してPDFをダウンロード。

3.経費資料の準備

これらの収益をあげるために必要になった経費の証拠書類(領収書、レシート)を準備しておくこと、提出は必須ではないが税務署から説明を求められたときに重要になる。

経費にはたとえばカフェ代や書籍代、インターネット代金等が計上できる。
筆者の場合は下記を経費として申請して領収書をPDF化して保存している。

・ドメイン代
・レンタルサーバ代
⇒筆者の場合、ドメインはお名前ドットコム、レンタルサーバはさくらインターネットを利用しており、共にサイトのマイページから領収書の印刷が可能。
これがないとAdsense収益を上げることができないので経費にしても問題ないと判断。
・銀行振込手数料
⇒maneoの場合、マネオ口座から自分の口座に振り込むときに手数料がかかる、これも収益を受け取るために必ずかかる費用なので経費として計上しています。
書類としてはMANEOの年間取引報告書に銀行振込手数料が掲載されているのでここから費用に計上可能。

4.確定申告の記載方法

国税庁のホームページにアクセスして確定申告書を作成する。
国税庁確定申告作成ページ:https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

◆記入ポイント
・e-Taxなどの提出方法もあるが、筆者の場合は印刷して提出を選択して所属税の申告を選択する。
・給与欄には本業の会社員として得た給与報酬を記載。
・雑収入のその他欄にソーシャルレンディングとAdsense収入を記載する。
・ソーシャルレンディングの収益の種類は「配当金」、Adsenseは「広告収入」として記載する。
・Adsense報酬の支払い者の氏名はは「Google Asia Pacific Pte. Ltd.」
・Adsenseの所得が生ずる場所は「8 Marina View Asia Square 1 #30-01 Singapore 018960」(文字数が入りきらないので印刷後に手書きで追記する)
・FX(トラリピ)、ETF(トライオートETF)は分離課税
・FXやETFの収益は差金決済と記載する。

すべて記入したPDFにして保存する。

5.提出方法、納税方法

e-Taxや郵送などの方法があるようです。
筆者の場合は自宅から税務署まで歩いて5分の距離なので直接提出しました。
直接提出の場合は受付に確定申告書を提出したあとに納税します。
混んでいなければ10分程度で終わります。

6.参考サイト

確定申告を記載するにあたり私が参考にしたサイトのURLを掲載しておきます。

◆国税庁
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

◆Adsense確定申告記入方法
https://saasan.github.io/blog/2016/02/19/Google-AdSense%E3%81%AE%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%94%B3%E5%91%8A.html
https://www.bugbugnow.net/2020/03/How-to-write-GoogleAdSense-tax-return.html

◆ソーシャルレンディング記入方法
https://okane-hosoku.com/crowdfunding-social-lending-reputation-of-tax/
https://crowd-answer.com/articles/46-2#i-15

◆確定申告記入方法
https://okaneba.com/tax-adsense/
https://semiritaiafx.com/archives/31035083.html
https://nomad-saving.com/9082/

◆確定申告 AdsenseやASP支払い元住所など
https://web-income-knowledge.com/asp-jusyo/#i-2

今回はほぼ、筆者用の確定申告備忘録の記事になってしまいましたが同じように会社員の方には参考になるかと思います。
確定申告の書類作成は時間がかかるので面倒な人は税理士に依頼するのもありかもしれません、
経費については領収書やレシートを保管して普段から帳簿などで管理していくことをお勧めします。

納税は国民の義務なので確定申告は忘れずに申告しましょう。

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